ESD事前交流会

こんにちは!しえりです。

突然ですが、皆さんは「ESD」ってご存知ですか?
あまり頻繁には耳にしない言葉だと思います。私も最近知りました(笑)
「ESD」とは、社会の課題と身近な暮らしを結びつけ、新たな価値観や行動を生み出すことを目指す学習や活動のことです。
例えば豊かな自然と命のつながりを感じたり、地域に根ざした伝統文化や人々と関わること、人と自然・人と人との共存や様々な生き方を学ぶこともこの「ESD」に含まれます。

さて、なぜ急にこのお話をしたのかというと、11月4日にESD世界大会の事前交流会が大通高校で行われたからなんです!!!!
参加した国は、デンマーク・カナダ・ケニヤ・カザフスタン・日本の5か国。
この日のために大通高校では5月から「おもてなし生徒」と呼ばれる有志生徒を集めて大きなパネルを作るなど準備を進めていました。

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当日、午前中は各国の自己紹介から始まって、「古い札幌と新しい札幌を比較し持続的発展を考える」というタイトルの討論があり、おもてなし生徒によるアイヌ文化・札幌の開拓の歴史紹介も行われました。
そして学校を飛び出し、自分の足で歩いて地域を知る「フィールドトリップ」がありました。
訪問したのは知事公館や市役所、そしてテレビ塔で、そこに至るまでの街の様子もたくさん見たそうです。

午後には学校に戻り、1階にある講堂で意見交換会が行われました。
まず「フィールドトリップで感じた札幌の印象」と「自分たちの国の問題点」、そして「持続可能な都市開発は可能か」ということについて国ごとに話し合いをし、その後お互いに発表しあいました。
札幌の印象は自然が綺麗、街の人々がフレンドリー、公共交通機関が整備されていて交通が便利、車の使用率が低い(環境にやさしい)など好印象なものが多かったのですが、中には街が発達した代わりにアイヌの人々の生活が失われたことが哀しいと言っていたグループもありました。

各国の問題は、環境汚染、ごみ問題、人口が多いこと、それに反して交通機関や仕事が少ないこと、教育不十分、貧富の経済格差などが挙げられ、持続可能な都市開発については可能と答えたのがカザフスタン以外の4グループでした。
カザフスタングループが不可能だと答えた理由は「物事はいつか終わりを迎えるため、ずっと続けていけるということはないから」ということだそうです。確かに……。

意見交換会が終わると記念として大通高校の敷地内にアイヌの伝説にも出てくるハルニレを植樹しました。
その後は講堂に戻り生徒会長のスピーチ、和太鼓伝統芸能部による曲の発表、そして記念品贈呈があり、大通高校でのスケジュールは終了しました。

授業の関係もあって私が取材をしたのは午後だけだったのですが、意見交換会を聞いて普段当たり前に暮らしている札幌の街を改めて色々な方向から見てみるのも面白いと思います。
話は少し横道に逸れますが、地下鉄大通駅から東西線のバスセンター前駅までの地下歩道に「500m美術館」という展示施設があり、一定期間ごとにテーマを変えて多くの作品が展示されています。
現在のテーマは「美術と建築、これからの札幌」で、実際にある建物や今後あると便利な施設などをモチーフに札幌の街を多角的に捉えていて、どこかできっとESDにも繋がるのではないかなと思いました。
私のオススメの場所なので、興味を持った方はぜひ実際に行ってみてください!

おっと、長くなってしまいましたね。
以上、ESD事前交流会についてのブログでした!