みなさんこんにちは!タカです!
今回は、3月11日に札幌市教育文化会館にて行われた高校生演劇ワークショップ+発表公演『転校生』について紹介します。
まずは発表公演『転校生』の簡単なあらすじを紹介します!!
高校の教室。
クラスの女子高校生たちの一日。
課題図書に何を選ぶか、親戚の病気や近しい人の出産の事が話題となっている。
そこへ「朝起きたらこの学校の生徒になっていた」という転校生がやってくる。
課題図書のひとつ、カフカの『変身』の主人公のように。
彼女を受け入れながら、身近でおきている恋愛や出産や死をとおして、人間の存在の不確かさが浮かび上がってくる。
( 『転校生』パンフレットから抜粋 )
広告が地下鉄西11丁目駅の掲示板にも載っていたので、見覚えのある人もいるのではないでしょうか?
そんな『転校生』を演じるキャストの中になんと大通高校の生徒がいたのをご存知でしょうか?
その生徒とは横尾陽菜さんという方です。
今回は横尾さんに取材してきましたのでその様子をお届けします!
Q1.まず、『転校生』とはどんな演目ですか?
A.『転校生』とは現代口語劇(役者が役に合ったセリフを自由に話しながら日常感をリアルに表現する劇)とコンタクトインプロヴィゼーション(ダンスの一種で体全体を使った即興ダンスのこと)を融合させた演目となっています。
大きな特徴として主人公がこれと言って決まっていません。登場する全ての女子高校生が主人公です。
演じた役者も全員現役の女子高校生なのでよりリアリティのある演技になっていたと思います。
Q2.横尾さんの演じた役について教えてください。
A.私が演じた役は向井京子という役で、人と話すことが好きな普通の女子高生です。
姉が出産を迎え京子も実際に赤ちゃんを楽しみにしていたのですが、ある日姉の夫の浮気を知ってしまうという役です。劇中の高校は全日制なのですが、大通高校は単位制なので全日制の生徒から高校について色々な意見を聞きました。
Q3.今回の劇を通して学んだ事などはありますか?
A.この演目は生と死がテーマとなっており、劇中の中だけでなく現実でも悩んだり苦しんだりする時があると思います。そんな気持ちを演劇の中でどう演じるか考えたことで以前より演技の面でスキルアップした気がします。
また、公演日がちょうど東北大震災の日であったことからも生と死についてよく考えることができました。
横尾さんありがとうございました。
自分も将来は役者関連のお仕事につきたいと思っているので、横尾さんのお話はどれも新鮮で勉強になりました。
横尾さんのこれからの活躍にご期待ください!!
以上! タカでした!!