多段包摂連携(ただんほうせつれんけい)ってなに??

みなさんこんにちは響です。

このたび、大通高校「多段包摂連携(ただんほうせつれんけい)」という新しいシステムがスタートします!

「多段包摂連携」という言葉、皆さん多分知らないと思います。

なぜなら……大通高校独自の造語だから!!

今回はそんな「多段包摂連携」についての説明をしていきます!

大通高校には進路相談スペースで進路の相談に乗って下さるキャリアカウンセラーの方がいらっしゃったり、就職を希望している生徒向けの授業が開校されていたり、二年次では様々な職場へインターンシップに行けたり、と進路を考えていくにあたってのサポートが充実しているということは皆さんもよく知っているかと思います。

実際に生徒の卒業後の進路はおおまかに四年制大学、短大、専門学校、職業訓練校、就職があります。

しかし、中には進路未定のまま卒業してしまい、「家にお金がないから進学はできない」「体調が悪くて」「身体が不自由で」「アルバイトの面接すら怖くて」など様々な理由で社会に出る第一歩を踏み出せない生徒も居る、という現状があります。

この問題を解決すべく考えられたこの多段包摂連携ではなんと、大通高校の生徒をぜひ雇用したい!と名乗りを挙げて下さった企業をアルバイト先や就職先として紹介することが出来るのです!

普通の仕事探しとどのようなところが違うのかというと、説明を聞くだけ、職場に見学に行くだけでもOK!ちょっとやる気が出たらインターンシップや交通費程度のお金が支給される有償ボランティアに参加してみるのもOK!そして、チャレンジしてみたい気持ちが出てからアルバイトとして働くことができます!

このように自分の適性を確認してから働くことが出来れば、気持ちの負担が軽くなりそうですよね。

さらに「この仕事が出来るようになったら正社員として働けるよ」「このくらい働けば○○円時給が上がるよ」などの情報も事前に公開されるため、ただ漠然と、というのではなくしっかりと目標を持ちながら働けるのも大きな特徴のひとつです。

このように自分が目標とするところまで沢山のステップが用意されていていることを「多段」、多様なタイプの人を取り込むという意味の「包摂」、そして、そのような体制を社会全体で連携をとりつつ実現していこうという「連携」の3つが「多段包摂連携」という言葉の成り立ちになっています。

自分は進学希望だから関係ないや~と思っている人もいるかもしれませんが、多段包摂連携に参加した経験は推薦入試やAO入試で有利になるかもしれません!

第一回の説明会は6月27日月曜日の12時~と17時~の2回、場所は進路相談スペースにて行われます。

少しでも興味が湧いたらぜひ参加してみてください!上に書いた通り、説明を聞くだけでも大丈夫ですよ!

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(写真は今週火曜日に大通高校で行われた調印式での写真)

以上、ひびきでした!

 


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