「活動報告」カテゴリーアーカイブ

「アニマドーレ学校」が開催されました!~食農体験プログラム「アニマドーレ」~

こんにちは、吉野です。

今回は11月7日にアニマドーレの活動として行われた「アニマドーレ学校」についてお伝えします!

そもそも“アニマドーレ”とは第一次産業である農作物の生産や商品開発から販売といった食の第三次産業まで体験し食について総合的に学ぶプログラムです。札幌市立高校間連携プログラムとして、開成高校、新川高校、大通高校、清田高校、藻岩高校の5校から全45人が参加しています。今年は、コロナの関係で例年とは違った活動になっています。ちなみに前回は農家さんを直接伺うバスツアーに行きました。それについては以前のブログをご覧ください!

『農家訪問バスツアーに行きました!〜食農体験プログラム「アニマドーレ」〜』

 

〇当日の流れ
「学校」ということで、1時間目から4時間目まで授業のように組まれた時間割ごとに、食・農業について学ぶワークショップ形式の授業が行われました。

1時間目には以前2つのグループに分かれて行ったバスツアーについて、体験したことを2人1組になり、共有しました。僕が参加したのは札幌近郊の農家さんのグループでしたが、もう一つは栗山町で肉牛を育てられている菅野牧園(かんのぼくえん)さんでした。昼食には牛肉をいただき、その後は実際の牛舎を見学したそうです。

バスツアーで印象に残った言葉を話し合っていく中で、どちらも「生産者、食材の命と我々消費者は繋がっている」という点が共通していて、その大切さに改めて気付かされました。


2時間目
では、グラフィックデザイナーをされている山崎さん講師のもと、デザインについての授業でした。ロゴやポスターなどを作り上げていくなかで意識する「デザイン思考」を教えていただきました。


3時間目
は、実際にデザインを体験するワークショップを行いました。そのお題は、大通高校のハチミツスティックの新パッケージを考える、というものでした。「高級感があり、販路を拡大できるようなデザイン」というのがクライアント(大通高校の西野先生)の要望でした。それをもとに、4人1組のグループでどのようにクライアントの要望に合わせ設計するか話し合い、実際にデザインしてみました。

その後、各グループで出た案を全体で共有しました。僕のグループではパッケージの色を工夫するという案が出たのですが、他のグループではパッケージに和紙を使うことで高級感を出すという案や、A4の紙を折って作れるパッケージ(プラスチックごみの削減につながる!)の案など、面白いアイディアが次々と出てきて驚きました!


4時間目
は、アニマドーレスタッフの平島さんと伊藤さんがディスカッションしました。テーマは「1個150円のたまごはアリか、ナシかについて」です。

卵は物価の優等生と呼ばれるほど、一定の価格帯を維持し安価で提供されています。しかし、その背景には、鶏が身動きの取れない「ゲージ飼い」や、抗生物質やホルモン剤などが混ざった配合飼料が与えられる環境で育てられている現状があります。

一方、七飯町にある小野養鶏場さんでは自由に身動きの取れ風通しの良い「平飼い」を行い、飼料もその地域で採れた野菜や貝殻、鹿肉などの自然素材を使うなど、こだわりの環境で育てられているそうなんです。何を選択し、どう食べていくか、消費者としての食への向き合い方を考えさせられました。


放課後
は、栗山町にある井澤農園の井澤綾華さんがリモートで登場しました。綾華さんは農業をしながら、料理研究もされている方で、たまねぎのおいしい食べ方についてお話してくださいました。畑で育てられた札幌黄とオホーツク222の2つの品種を頂きました。玉ねぎは大好きなので、これから家で調理して食べ比べるのが楽しみです!

 

今回の「アニマドーレ学校」は初めての取り組みだったそうです。新型コロナ感染症対策で、アクリルスタンドを挟んでの交流ではあったものの、参加者同士で話をしたり聞いたりする中で食に対する意識はもちろん、自分の考え方の幅もぐっと広がった気がします。

当日の動画や生徒の感想は札幌市立高校ポータルサイトからご覧になれます。

アニマドーレ2020「アニマドーレ学校 開校!」
生徒の感想


〇キャリア探究について──
本校ではこのアニマドーレがプログラムのひとつになっている「キャリア探究」ですが、他にも地域のボランティア活動やイベントなどの幅広い活動に参加できます(一定時間活動すると単位習得が可能です!).。現在、募集されているものはありませんが、時より2階キャリア探究掲示板をチェックしてみてください!

以上、吉野でした!


生徒が絆づくりメッセージコンクールで受賞しました!

こんにちは、こーやです。
今回、札幌市教育委員会で主催された「絆づくりメッセージコンクール」で総務委員会の5人の生徒が受賞しました!
受賞した標語はこちら!

最優秀賞
1年次4組 FZさん
人のため 手をさし出して あなたから

優秀賞
3年次1組 KWくん
SNS みんなで気づこう SOS

奨励賞
1年次6組 KNさん
やさしさと 少しの勇気で 救われる

2年次9組 KBくん
挨拶で 広がる絆 私から

2年次10組 KOくん
個人の色 助け合えば 虹色に

今回は優秀賞を取ったKWくんからメッセージをもらいました!
「総務委員会としても初めての試みで、代表である私がきちんと結果を残せて感無量です。」

受賞生徒は10/20に校長先生から表彰してもらいました!
最優秀賞と優秀賞は全道での審査に進むそうです!
今後の動きに注目です!

以上、こーやでした!


10日、学校説明会がありますね!

こんにちは、吉野です。

そろそろ進路を決める季節になってきましたね。今回は、学校説明会が今月10日に行われる、ということでそれに関した活動報告です!

説明会の内容は「大通高校の特色」と「学校生活」と「入学者選抜」となっているのですが、メディア局は、この「学校生活」の紹介で携わりました。説明動画の制作、すべて局員が行いました!夏休みの期間を使い、ナレーションの収録をしたり、体験談について話す動画を各自で撮影したり、動画編集したり…と、この状況下でしたが工夫を凝らして制作した力作です!少しでも大通高校での学校生活について、実感を得ていただけると幸いです。

(追伸:メディア局ではこんなふうに動画撮影・編集をしたりしています!興味がある人は…ぜひ入局を考えてみてください…!)

学校説明会に参加申し込みしたみなさん、お楽しみに!

以上、吉野でした!


農家訪問バスツアーに行きました!~食農体験プログラム「アニマドーレ」~

こんにちは、吉野です。
今回は9月13日にアニマドーレの活動として行われた農家訪問バスツアーについてお伝えします!

 

〇アニマドーレとは…
イタリア語で「盛り上げ役」という意味の”アニマトーレ”からなぞらえた“アニマドーレ”というプログラムは、食の第一次産業である農作物の生産や商品開発から、販売といった食の第第三次産業までを体験できるプロジェクトです。
札幌市立高校連携プログラムとして、今年は開成高校、新川高校、大通高校、清田高校、藻岩高校の5校から全45人が参加しています。

今年はコロナ渦も相まってリモート中心になってしまっていますが、農家訪問バスツアーでは農家さんに直接お会いすることができました!二つのグループに分かれ、僕のグループはファーム伊達家さん、コモレビファームさん、ときの森さんの3つの農家さんのところへお邪魔しました。

 

〇当日の流れ
8時45分ごろに札幌駅北口で集合し、まず南区の藤野にあるファーム伊達家さんへ向かいました。
伊達さんはもともと公務員をされていたものの、農業を志され2005年に南区豊滝にて新規就農(新たに農業を始めること)されました。現在は藤野に農園を移され、「自然栽培×都市農業」をテーマに掲げ札幌都市部から近いという立地で“自然栽培”という少し変わった方法で農業をされています。
伊達さんは、農家になった経緯や自然栽培についてお話ししてくださいました。
自然栽培とは、無農薬と無肥料で作物を育てる農法です。「肥料がなくなれば、害虫がいなくなりそれが結果的に無農薬にもつながる」という考え方のもと、50年以上前に提唱されていたそうです。無農薬・無肥料と聞くと「安全な食材を生産するため」に始めったように思えますが、この栽培方法の出発点は実は農家のためなんだそうです。
肥料や農薬を使わずに農業することができれば、毎年それにかかる費用が節約できるからです。

完全な自然栽培を行った土壌は柔らかく深いところまで栄養が豊富、という研究があるらしいのですが、その原理は未解明で研究途中らしいです。

▼ファーム伊達家さんの農園。パラパラと雨が降っていました。

「ひまわりも自然栽培で育てられているんですか?」と伊達さんに聞いたところ、
「ひまわりの根っこは深く広く伸び、肥料分をとってくれる性質があるので、慣行栽培※から自然栽培へ切り替える際に有用なのではないか、と試しに植えています。」と教えてくださいました。まだわかっていない部分が多いからこそ、自ら色々試行錯誤されている姿にとても感心しました!

※慣行栽培とは
化学肥料、農薬などを用いる、一般的に行われている農法のことです。

ファーム伊達家さんを後にして・・・
予定ではあと二つの農家さんを伺う予定でしたが、当日は降雨のため行くことができませんでした。そのためアルキタビル(大通)に移動し、本来行く予定だったコモレビファームの稲野辺さんとときの森の西山さんからお話を聞きました。

コモレビファームは南区滝野にある農園で、こちらは“炭素循環農法”という方法でトマトを育てられています。稲野辺さんも札幌市内で新規就農された方。大学卒業後は就職し、雑貨販売、植木職人を経て農業を始められたそうです。

化学肥料、農薬、除草剤を使わない農法を選ばれたのは植木職人時代での農薬の使用がきっかけだそうです。今年のミニトマトはとてもうまくいったらしく、嬉しそうな顔をしてアイコ(これは僕が個人的に一番好きな品種!)をおすそわけしてくださいました!肉厚で甘くおいしかったです!!

ときの森の西山さんも同じく、自動車販売会社の役員を務められたのち農業に転じられました。お子さんの病気がきっかけで食の安全について考えられるようになり、上記のファーム伊達家さんで研修をされ、自然栽培をされています。西山さんは、農業だけにとどまらず、冬には除雪作業をされたり、「子どもの居場所」づくりなど幅広く活動されているそうです。子ども食堂なども作りたいとおっしゃっており、西山さんのチャレンジ精神には驚かされました。

お二人のお話を聞いた後、高校生たちも交えラウンドテーブルのような形で意見を交流し合ました。

様々な職を経験された稲野辺さん、いろいろな分野に挑戦し続ける西山さんのお話は、食・農についてはもちろんのこと、今後の人生設計についても考えさせられることばかりでした。

今回伺った三人の農家さんはいずれも特殊な農法をされており、先進的な方法に挑戦される姿勢には尊敬しかありません。天候には恵まれず残念ながら全ての農家さんを回ることができませんでしたが、貴重なお話を存分に聞けて本当によかったです!

 

〇キャリア探究について──
本校では、「キャリア探究」というものがあります。貴重な経験もできるうえ単位習得もできてしまうのです!このアニマドーレもそのプログラムの一つとして募集されました。他にも地域のボランティア活動やイベントなどに参加できるのでおすすめです。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか!!

以上、吉野でした~。


大通高校周辺の街を綺麗にしました

こんにちは。1年次のうえまつです。7月13日の月曜日に、渉外委員会がゴミ拾いを開催しました。渉外委員以外の生徒たちも積極的にゴミ拾いを行っていました。行った人数は渉外委員が23名、有志の生徒が23名、合計46名でした。それにしても街に多くのゴミが散らかっていました。皆さん、ポイ捨てはやめましょう。


サークル・ザ・ワールドがありました!

こんにちは、コウです!

11月9日に大通高校にて、異文化理解を深める交流会「サークル・ザ・ワールド」が行われました!

☆サークル・ザ・ワールドとは

札幌市のALTの方々が集まって、英語でコミュニケーションなどをするワークショップです。カラオケや など、たくさんのプログラムがあります。

メディア局は、撮影、機材運営などをしていました。ちなみに私は音響でした。

オープニングでは、ALTの方からのあいさつや自己紹介、アイスブレイクなどがありました。アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法で、集まった人を和ませ、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作ることです。今回のアイスブレイクでは、じゃんけん列車をやっていました。なんだか懐かしいですね。

今回のサークル・ザ・ワールドではカラオケや柔術、工作など、様々なプログラムがありました。どれも面白そうですね。ちなみに私なら、カラオケに参加していると思います(笑) また、ワークショップのオープニングからエンディングまで、英語のみでの会話でした!これは相当英語力がUPしそうです!

エンディングは「カントリーロード」を全員で合唱したり、踊ったりなど、最後まで楽しそうなワークショップでした。

※写真のカオナシはゲストらしいです。

海外に興味があったり、外国人の方と交流してみたいという方は、参加してみてはどうでしょうか?

(楽しそうだなぁと思いつつも私は英語が苦手なので来年参加するかはわかりません)

以上、コウでした!


チャレンジオータムがあったよ!

こんにちは!

遅筆のチキン頭と自分を自虐したりしなかったりしたりするスロープです!

 

オータムフェスト(大通公園開催のところね!)の11丁目

そこのチャレンジオータム(道内の生徒や、アニマドーレの人たちが物品の販売にチャレンジする企画だよ!)

に、大通高校が参加しました!

 

大通高校が販売したのはもちろん「ハチミツ」です!

春の百花蜜 初夏の百花蜜 雪解け蜜 ニセアカシア蜜 などなど…様々なハチミツが並びました!

 

と、いうことで チャレンジオータムにて物品販売にかかわったふーた先輩に取材をさせていただきました!

(Q&A方式で表記してるよ!見づらいかも!ごめんね!)

 

Q.チャレンジオータムにて、ハチミツを売る時何が大変でしたか?

A.自分自身それなりの知識を付けておいたと思ってはいたけど、お客さんがどんな質問をするか、何をすればお客さんの興味を引けるかわからないので最初のうちはうまくいかないことが多かったかな(笑)

でも、途中からだんだんお客様の興味の引き方がわかっていって、後半の方はあまり大変とは思わなかったかな(笑)

 

Q.うれしかったことはなんですか?

A.去年、日本一を取ったという事で興味を持ってくれたお客様が多かったのですが、何も知らないお客様に1から教えて、尚且つ実際に買ってくれた時はうれしい気持ちになりましたね

 

と、お答えいただきました!(ふーた先輩!本当にありがとうございました!)

そういえば、チャレンジオータムの物品販売は総合実践を受講した生徒が参加可能…らしいですね

という事なので、総合実践の取材もしてきました!

 

(総合実践って?

どの年次からでも受講可能な講座

大通高校外では主に商業高校などで受講可能な実践的な学びの多い講座だよ

名前の通り本当に実践的で、行動的な授業が多く

覚えて動くことが好きな人なら倍以上楽しめる講座かも)

 

Q.なんで総合実践に参加しようと思ったんですか?

A.メディアとしてオータムフェストに参加した時、先生等に

「参加する側になってみないか?」と声をかけられたので受けたんです

メディア局員にも自分以外に受けている人は多いですね。

 

Q.総合実践をやっている時につらかった時ってどんな時ですか?

A.校長先生と東京に記者会見に行っている時にミツバチプロジェクトを1から説明するのがつらかったかな?

(ふーや先輩曰く、この出来事は総合実践の延長線上の出来事なので、総合実践を受けた誰もがやることではないらしいよ!)

 

Q.授業内ではどんなことがありましたか

A.やっぱり販売実践が一番楽しめた出来事かな。

一日目の最初のうちはあまり詳しくはなかったけど、進んでくると慣れたりして、お客さんに詳しく伝えられたのもうれしい出来事だったね。

 

Q,これから総合実践を受ける生徒に対して何かお言葉をください!

A.インプット・アウトプットが大事な授業なのでインプット・アウトプットが苦手な人だと途中でつらくなるかもしれない、でもやってる途中にだんだん文章力も身についていくので、気に追わずに受けておいて損はないかな。

マーケティングとかを学びたいなら受けておくべきかもね。

 

Q.最後に、ふーた先輩が総合実践中に思ったことをお願いします!

A.総合実践自体は商業専行の高校でしか受けられないようなものの、大通高校でやっているのも珍しく名前通り、本当に実践的な学習が多く、学びは他に比べて多きにある。

 

ふーた先輩、取材に答えていただきありがとうございました!。


チャレンジグルメ、結果は…?

みなさん、こんにちは! 二年次ゆめです!

今日は8月24日土曜日につどーむで行われたチャレンジグルメの結果をお話しします!

 

今回大通高校は、さっぽろたまコロッケという札幌伝統野菜である札幌黄サッポロミドリを使ったコロッケを販売しました!

工夫したところは、どの札幌伝統野菜が人気なのかアンケートで調査して、収穫時期や、人気などを考慮したうえで、一番知名度の高い札幌黄と知名度の低かったサッポロミドリを使用したところだったそうです。

 

さて、そんなさっぽろたまコロッケですが、結果は・・・

なんと! 大賞受賞!!! さらに!! ファン投票賞も受賞しました!!!

おめでとうございます!!!

 

お客様からは「おいしいよ!」などの高評価を頂きました!!

ほかにもプレゼンを見て下さった方々がオータムフェストまで足を運んでくださって、「大通高校よかったよ。」と良い評価をくださったそうです!!

 

今回も菊池先生に感想をいただきました!!

「昨年度は準大賞だったので、今年こそはと思っていました。ほかの学校とちょっと違って大通高校には放課後がないので、放課後みんなで集まって作戦会議をするのが難しく、ハンデがあった中、アンケート活動などの地道な活動の成果が認めてもらえてよかったです。

チャレンジ、リベンジ、ファイナルグルメ! 疲れたけれど、三度目の正直でいい結果が出て、大変嬉しかったです。」

先生ありがとうございました!

 

大賞受賞とファン投票賞受賞おめでとうございます! 総合実践のみなさんお疲れさまでした!

来年も大賞受賞目指して頑張ってください!

 

以上、ゆめでした!


キャリア探究「映画のワンシーンを監督してみよう!」に参加しました!

こんにちは、吉野です。
以前のブログでもお伝えした、ワークショップ「映画のワンシーンを監督してみよう!」に参加してきました。
この活動は、札幌出身の映画監督である三宅唱さん講師のもと、札幌文化芸術交流センターSCARTS(スカーツ)にて夏休み中の4日間にわたって行われたワークショップです。そもそも「ワークショップ」とは、講師の話を通して学ぶ座学とは異なり、受講者も参加・体験することで学びを深める体験型講座を意味します。
今回のワークショップは、キャリア探究として学校で募集されたもので、タイトルの文字通り映画撮影を体験することができました。


〇活動の模様
最初の2日間は、2つのグループに分かれ配付された共通の脚本をもとに撮影をしました。「脚本」といっても書かれているのは台詞と物語の展開のみ…登場人物たちの性別や関係などの細かい設定は自分達で話し合って決めていきます。
撮影場所となった大通公園や創成川公園、札幌市民交流プラザにてロケハンを行ったのち、いざ撮影!

写真を見て気づいたかもしれませんが、今回の映画撮影に使用したカメラは全てスマートフォンです!脚本配られた当初、想像していた映像とは全く異なるものに仕上がっていく過程はとてもエキサイティングでした。

完成後、お互いのグループで完成した映像を見せ合う上映会をしました!どんな反応が来るか…ほかのチームはどんな映像を作ったのか…ドキドキのなかの上映会でしたが、以外にも反応が良く、嬉しかったです。

後半の2日は、1分ほどのテーマに沿った脚本を自分で用意し1人につき一つの短編映画を作りました。そのテーマは『「写真(映画)を撮る」という出来事=ワンシーンを撮る/「写真(動画)を撮る」ときの感情を撮る』というものです。
三宅さんに撮影・編集はどういうことを意識すれば効率よく撮影できますか?、と質問したところ…

「映画は映像表現で伝えるので、何度か試していくうちに言葉では言い表せないようなものを見つけることができる」

と、教えてくださいました。
三宅さんのおっしゃった通り、カメラのアングルや登場人物の演出の試行錯誤を繰り返してみるとしっくりとくる映像を撮ることができ、頭だけを使うのではなく体を動かさないとわかないことがいかに多いのかということを身に染みてわかりました。

またその撮影と同時並行で三宅さんによるビデオポートレート撮影も行いました(下の写真)。こちらは一人ひとり被写体となり三宅さんとの1対1で表情を撮影するものでした。短い時間の間でしたが、「もし宝くじに当たったら…」「もし大切なものがなくなったら…」と三宅さんからいろいろなシチュエーションを投げかけられそれに合った演技をします。
緊張しましたが、三宅さんのすごさを近距離で感じました。

▼画面左が三宅唱さんです。

序盤にストーリーを固めるブレインストーミングに時間がかかってしまいましたが、撮影は前半よりもスムーズに行えたので、時間ギリギリになんとか完成することが出来ました。
撮影終了後は前半2日と同様、完成した作品をそれぞれ上映しました。

〇感想…
最後の上映会はとても印象的でした。
1分という短い長さのため単純明快なストーリーでしたが、カメラのアングルや登場人物のしぐさ、場面の変化などなど、細かな部分の発見がたくさんあり、とにかく楽しかったです。やはり自分も映画撮影の体験をした分そう感じられたのだとおもいます。
4日間という長時間に渡る活動だったため終了後は数日疲労が残りましたが、普段関わることのないような方々のこのようなたくさんの発見の数々で作り手側にまわる貴重な経験ができました。


★☆お知らせ☆★
このワークショップで撮影した作品ですが…
11月28日~12月15日にかけてさっぽろ創世スクエア内にある札幌文化芸術交流センターSCARTSで「映像インスタレーション作品」という形で展示される予定です!ぜひ足を運んでみてください。


〇キャリア探究について__
前述しましたが、このワークショップは本校のキャリア探究掲示板にて参加募集されたものです。今回のワークショップだけでなく、ボランティア活動や地域のイベントなどがあるキャリア探究。(一定時間を満たすと単位取得ができます!)

現在(ブログ投稿日9/6)は、
・イベントの受付や職業体験ブースの運営補助を行う『こどものまち「ミニさっぽろ2019」』
・ゴミ拾いのボランティアをする『ミニ大通 お散歩祭り ゴミ拾いボランティア』
・児童との遊びや宿題などのお手伝いをする『子ども食堂ボランティア』
が募集されています!!

キャリア探究掲示板は職員室の向かい側の壁にあります。詳細はそちらに詳しく書いていますので、興味がある方は立ち寄ってみてはどうでしょう!

以上、吉野でした。

※訂正(19/09/09)
「キャリア探求」と表記していましたが、正しくは「キャリア探究」です。


『全道卓球大会』

お久しぶりです! 直斗だと思います。
遅ればせながら、今回は苫小牧市 川沿公園体育館で開催された定退連の全道卓球大会(第47回北海道高等学校定時制通信制体育連盟卓球大会)について報告します。

成績は女子団体優勝、男子個人全国大会進出2名、女子個人全国大会進出3名です。
詳細は以下の通りです。

【成績】
「女子団体戦 優勝→全国大会進出」
決勝:大通3-0留寿都

「男子個人戦シングル」

準優勝→全国大会進出

3位→全国大会進出

「女子個人戦シングルス」

準優勝→全国大会進出

3位→全国大会進出

ベスト8→全国大会進出

最後に卓球部顧問に橋場先生から生徒たちへ一言です!
『頑張れ!お前たちならもっと行ける!』と力強く言ってました。

全国大会でも頑張って欲しいですね!以上直斗でした。