履修指導と出席率のお話

こんにちは、さきです。

もうすぐ年末、来年度の時間割を考える時期になってきました。

自分の進路や興味に合わせて授業を取ったり、単位を取れなかった授業がある場合はそれをもう一度取ったりと
どのように授業を入れるかはその人の自由です。

しかしたくさんの人が同じ授業を取ることはできないので、定員を超えてしまった場合は受けることができない可能性もあります。

今までは自分の所属部(午前・午後・夜間)の生徒や卒業年次など以外はすべて平等に抽選でした。

ですが、平成27年度からは前の年度の出席率で優先的に授業を受けることができます。
出席率とは読んで字のごとく、授業に出席した割合です。

その出席率が履修指導に導入されることで今までとどのような違いがあるかをお伝えします!

履修指導の画面に「最低ライン」というものが表示されるようになります。
最低ラインとは、その授業の受講希望者の中で優先順位の一番低い人の数値です。
その最低ラインよりも自分の優先度が低かった場合、その講座は受講できません。
なお、最低ラインは受講希望者数か定員より少ない場合も表示されます。

優先順位の見方は、その授業にがついていない講座(所属部優先講座でない講座)
と、がついている講座(所属部優先講座)で違ってきます。

がついていない講座は卒業年次の人(以下卒)、卒業年次でない人(以下無印)の順でそれぞれ出席率の高い人から優先されます。
がついている講座は自部の卒業年次の人(以下自卒)、自部の卒業年次でない人(以下自)、他部の卒業年次の人(以下他卒)、他部の卒業年次でない人(以下他)の順でそれぞれ出席率の高い人から優先されます。

 

たとえば、
のついていない講座で最低ラインが「75%」だった場合、この講座の受講希望者で一番優先順位の低い人は「卒業年次でない出席率が75%の人」となります。
この場合卒業年次の人はこの最低ラインの人よりも優先順位が高いので受講することができます。
のついている講座で最低ラインが「他50%」だった場合、この講座の受講希望者で一番優先順位の低い人は「他部の卒業年次でない出席率が50%の人」となります。
この場合自卒・自・他卒の人はこの最低ラインの人よりも優先順位が高いので受講することができます。

ただし、受講希望者数が定員を超えている講座で最低ラインの人よりも優先順位が高い人が新たに受講希望を出すと、その人は定員内から押し出されてその人の次に優先順位が低い人が最低ラインとして表示されます。

しかし受講希望者の出席率は一番低い人の分しか表示されません。
最低ラインが「他50%」でも、その人の一つ上の人が「自卒20%」ということもありえます。ほぼ心理戦です。

自分が最低ラインよりも優先度が低い場合、その講座を受講できる確率は、ほぼゼロなので早めにほかの講座に変えたり、空き時間にしましょう。

 

このややこしい話を簡単にまとめると、
・最低ラインの人は受講できるぎりぎりの人
なし講座の場合「卒→無印」の順で優先度が高い
つき講座の場合「自卒→自→他卒→他」の順で優先度が高い
・上記の優先度の中で出席率の高い人が優先される
・受講できそうになかったらあきらめることも大切
・あんまり休んじゃだーめよ
ということです。

 

今回の履修指導から導入された出席率の制度の説明は以上です。
正直私もざっくりとしか理解していませんが、これから慣れていこうと思います。

 

以上、さきでした!