こんにちは、貴之です。
今回は生物部さんへ取材に行ってきました。
取材内容は、「北海道文化連盟 第53回全道高等学校理科研究発表大会」についてです。この大会は「自然界の様々な現象を科学的に観察・調査し、実験や考察を加え、整理し発表する。」という目的の元、様々な学校の生徒が研究の発表をしました。
まず最初に、生物部さんは名前の通り生物に関して飼育、観察、研究する部活動です。
今回の大会では、アリジゴクとエゾシロチョウに関して発表したそうです。
アリジゴクの発表内容は、『アリジゴクは高温下では、どんな場所に営巣するか?~高温下での適応戦略~』です。ウスバカゲロウの幼虫、アリジゴクについてですね。アリジゴクが巣を作るに当たり適する温度(36℃~40℃)があり、それよりも高い高温下(60℃~)ではどうなるか、です。
そして、エゾシロチョウの発表内容は、『エゾシロチョウの雌雄の鱗粉の違い~雄は雌のココを見ているのか?~』です。この研究には大学の走査型電子顕微鏡(SEM)という顕微鏡を使い研究したそうです。
大会に向けて、ポスター制作、事前調査など、春から長い期間準備をしていたそうです。
結果についてですが、エゾシロチョウが一番良い賞、アリジゴクは次に良い賞を貰えたそうです。すごいですね。
そして、この大会についての感想を伺いました。
アリジゴクを発表した2年次の生徒は、ギリギリまでポスター等の準備していてきつかったけど思ったよりもいい結果がでて良かったと答えてくれました。
エゾシロチョウを発表した1年次の生徒は、すべてが新しい事で色々忙しかったけれど、いい経験ができた。と答えてくれました。
お2人とも次回も出場したいと言っており、意気込みを聞きました。アリジゴクを発表した生徒は来年もアリジゴクの研究を続けたいと意気込んでおり、エゾシロチョウを発表した生徒は、エゾシロチョウは1年次に任せて自分は爬虫類の研究をしたいと言っていました。
専門的な用語など色々でてきましたが、かみ砕いて説明して下さり、エゾシロチョウを発表した生徒は自分と同じ1年次ということで、自分と同じ学年でもこんなすごい事ができるのかと感動しました。
以上、生物部さんへの取材でした。