皆さんこんにちは!前回の内検からミツバチに興味津々のまなです。
7月5日に行われたミツバチ内検の取材にて入手した面白い情報をお届けします。
今回の内検では、翌日の転機を考慮して細密は行われず、女王蜂達のチェックとミツバチたちの暑さ対策をしました。
ミエル群の女王蜂はお出かけに行っていたのかお目にかかれませんでしたが、アフロディーテ群とひみこ群の女王蜂はしっかり確認できました。
(青いしるしのある大きい蜂が女王蜂です)
さてそんな女王蜂チェックの際に内検者の方が気になる動きをしていました。それが下の写真です。巣脾(ハチミツをためたり、卵を産んだりするお部屋のようなもの)をつついているように見えませんか?
これは、よりおいしい蜂蜜を採るためにハチミツの貯まる場所を調整するためにやっていることだそうです。巣箱(巣脾が入った箱)は3段ありますが、一番下の巣箱を産卵の場所にすることで2段目以上に蜂蜜がたまり、不純物の少ないハチミツが採りやすくなるんです。そのために巣脾をつついて「この巣脾には蜂蜜をためないでね」と教えてあげているという事でした。おいしい蜂蜜のためには人間とミツバチの協力が大切なんですね!
その後、日よけのためにテントを張り、なぜかプールにお水を貯めていました。ミツバチの暑さ対策とプールにはどんな関係があるのか皆さん分かりますか?
ミツバチは人間と同じようにお水を飲むだけでなく、お水を口に含んだまま巣箱までもっていき巣箱内にお水を撒いて中の温度を下げる動きをするそうです。他にも自ら扇風機のように羽根を震わせて巣箱の中に風を送って温度調整をすることもあるそうです。とても働きものですよね!
この時期ならではのミツバチの働きも知ることもできて今回の内検もタメになる知識がたくさんありました。
暑い日が続きますが、私はミツバチではなく持ち運びできるミニ扇風機に頼って(笑)この夏を乗り切りたいと思います。皆さんも暑さ対策しっかりしてくださいね!
以上、まなでした!