こんにちは!新入部員の千葉です!
今回は、大通高校の肩書き”ユネスコスクール”についてお話します。
まず概念からですが、ユネスコスクールというのは、
人種、性別、言語に関係なく生活するというユネスコの理念に共感した学校が
ユネスコへ申請、認定を受けるものです。
そんなユネスコスクールについて平岩先生にお話をお伺いしてきました。
取材にご協力いただきありがとうございました。
Q.「なぜ大通高校はユネスコスクールに認定されようと思ったのですか?」
A.「大通高校にはさまざまな生徒がいるので一般社会に近い状況であり
多文化共生社会を目指すユネスコの理念に共感するところが
多かったからです」
Q.「今までと、これからの活動について教えてください。」
A.「米国からの研修生の受け入れや生徒の海外派遣などです。
また、今までの活動からは逸れますが、多言語対応の入学試験をはじめとして
本校では入学後のサポートの姿勢などにかなり力を入れています。
これからに関しては、11月の世界大会を除いて
イベントらしいイベントはあまりないですが、
本校生徒に向け、多文化共生の概念を時間をかけて
教育していくことが大切だと思っています。」
Q.「11月の世界大会について詳しくお聞かせください。」
A.「ユネスコの掲げるESD(持続可能な開発のための教育)の概念に従って、
環境、戦争、貧富の差など今後人類が生きていくための問題について
100ヵ国を超える国々の高校生が岡山県に集まって話し合うもので、
大通高校からも生徒が派遣されるのです!」
Q.「最後に、平岩先生自身はユネスコスクールについてどう考えていますか?」
A.「大通高校のユネスコスクールとしての環境は他校に比べ
遥かに先を往く概念だと思いますし、また大通高校の生徒は無意識のうちに
多文化共生を成し遂げている、非常に素晴らしい
環境だと思います。
また大通高校の生徒は、卒業した先々でも、多文化共生社会についての
理解を得られるようにその発信源となっていってほしいと思います。」
取材を終えて思うと、今回は大通高校のユネスコスクールとしての側面について
想像していたよりも多くのことを聞けたと思います。
まだ詳しいことは未定のようですが、11月4日の世界大会の前日に
カナダ・ケニア・カザフスタン・デンマークの方々が大通高校にお越しになり、
ESDについてのディスカッションを公開で行うそうです!
午後から講堂で行う予定です。観に行くにあたって便利な時間帯に設定されていますのでぜひ足をお運びください!
以上千葉からでした。