こんにちは、さきです。
今回は、5月28日水曜日と5月30日金曜日に行われたミツバチ内検についてお知らせします!
今週はミツバチ内検が二回行われたのですが、なぜ一週間に二回内検が行われたのかというと・・・
B群に新しい女王となる幼虫のいる王台が多く、巣礎が未完成かつ女王蜂が見つからなかったからです。
ちょっと白っぽくなっているのが王台です。
28日の内検は動物の生態の生徒が4人きて防護服を着て作業を間近で見学しました。
気温が高くなり花も咲いてきたのでエサは与えず、巣に蓄えてある蜜を食べてもらうために蜜蓋というものを切ります。
なぜ蓄えてある蜜を食べてもらうかというと、ミツバチの巣の中にダニを駆除するための薬を入れており、その薬が混ざった蜜は人間が食べることができず捨てるしかないためです。
内検に参加した生徒は
「蜜蓋を切ったときに垂れたハチミツがおいしそうだった。」
と言っていました。
この内検ではB群C群の女王蜂が見つからず少し不安が残りました。
卵、幼虫、さなぎは多かったので大丈夫だと思いました。
そして30日の内検には生徒は参加せず、主に女王蜂探しをしました。
結果は・・・。
C群は女王蜂が見つかりましたが、A群とB群は女王蜂が見つかりませんでした。
特にB群は王台が多く女王蜂が死んでしまっている可能性が高いとのことです。
そのため普段は壊してしまう王台を数個残しておき、新しい女王が産まれるように準備をしておきました。
女王蜂のことが気がかりですが、さまざまな花が咲き始め蜜もかなりたまり採蜜が楽しみになってきました。
そしてなんと!30日の内検の前に山口高広先生が素手でオオスズメバチの女王を捕獲しました!
スズメバチの女王は毒針がなく刺されることはないそうですが、だとしても素手で捕まえるなんて怖くてできないですよね・・・。
こちらがその女王蜂の写真です。
さすが女王蜂、すごい迫力です!
今週の内検はいろいろなことが変化し、とても忙しく楽しいものでした!
次回の内検も楽しみです!
以上、さきでした!!