「ミツバチプロジェクト」カテゴリーアーカイブ

5月16日、18日 ミツバチ内検

みなさん、こんにちは!ミツバチ内検初体験のとみです。

今回は、5月16日と5月18日に行われたミツバチ内検の取材で入手した情報をお届けします。

 

5月16日

アナスタシア群、アリス群、ダイアナ群、ひみこ群

…全ての群に巣礎を1枚追加し、合計で6枚になりました。

   

 

5月18日

今日は良好で、全ての群に巣礎と巣脾を1 枚ずつ追加し合計で8枚になりました。

あと2~3日で完成するそうで、卵も産んでいたそうです!

女王蜂たちも元気で順調に進んでいます(^^♪

 

ちょこっと豆知識 「そもそも巣礎・巣脾って??」

巣礎とは、ミツバチ達に規則正しい巣穴をつくらせるために、人工的に蜜蠟でハチの巣の形をつくったもの。

巣脾とは、ミツバチの体内から分泌した蜜蠟でつくられた巣のことです。

 

初めて聞く用語だったので、ミツバチのことをもっとよく知るためにも覚えておきたいと思いました。

 

以上、とみでした!


クラウドファンディング・絵本プロジェクト

初めまして、新人局員のちべすなです!今回自分は総合実践と言う授業で行われたクラウドファンディング【絵本プロジェクト】について1年次の宮内さんに取材してきました。

Q幼稚園の子ども達に読み聞かせをしてみてどう感じましたか?

A とても緊張していました。初めて絵本を読み聞かせするということで、内心ソワソワしていました。打ち合わせは特になく、一発本番で行ったので、ガチガチの状態で頼もしい先輩の後を追うように子ども達の教室に入りました。始まった読み聞かせは子ども達の目にどう写っていたかわかりません。しかし、真剣に話を聞く子ども達姿を見て来てよかったなあと自然に思いました。

 

Q子ども達の反応を見てどう思いました。

A教室の雰囲気は子ども達の活気がありませんでした、しかし交流の際に「これ何?」「〇〇見つけた!」などと話しかけてくれてうれしかったです!

Q宮内さんがこの「いただきます!」を読んで思ったこと、感じたことはなんですか?

Aとても深い絵本だなというのが第一印象です。様々な仕掛けや工夫が隠されており、子どもはもちろん大人でも楽しめる絵本です。この絵本は色鉛筆だけで描かれていて、とてもやさしい色彩をしているのでほかの絵本とはまた違った物が見えてくると思います。私たちは絵本で考えたことを多くの人と共有してほしいしい!と言う想いがあり、この絵本をきっかけに様々な人の考えかた、捉え方を知って貰えればいいと思っています!

Q絵本を作る過程を教えてください。

A絵本を引き継いだと言う形で絵本プロジェクトに入りました。「いただきます」という絵本は、先輩たちがコロナ禍の中で何か出来る活動は無いかと言うことで出来たプロジェクトです。絵本は蜂の巣で出来ており、1つ1つがミツバチの部屋のようになっています。

巣の中には生徒が担当をしてデザインを手掛けています。1つの巣に注目してみると何か違ったものが見えてくるかもしれません。

宮内さんご協力ありがとうございました。

 


ミツバチの健康管理 ダニの駆除をしました!

こんにちは、吉野です。

前回は、ふそ病検査について書きました。無事、異常にないことが確認されましたが、あんな恐ろしい病気があるのかと驚きましたね。

 

しかし、ミツバチを脅かす存在はふそ病だけではありません。それは、ミツバチよりも遥かに小さな”ダニ”です。

ダニはミツバチの体に付着することで寄生し、体液を吸います。これにより、寄生された蜂の寿命が短くなったり、蛹に寄生した場合には羽が縮れたまま生まれてきたりしまうのです。時には、病原菌を媒介することも…。

ダニが巣中に繁殖していると、その巣全体の生命力が落ちてしまうんですね。

これが越冬の際だと、越冬中に働き蜂たちが力尽き、その巣が冬を乗り越えられなくなる確率が高くなるんだとか。。。養蜂を行う上では、致命傷!

そのため、定期的な駆除が必要です!
そこで、出てくる秘密兵器が……

シュウ酸燻蒸器!!

これはその名の如く、シュウ酸をいぶし巣内にいるダニたちを駆除できる装置です。(シュウ酸は、ダニにしか効かずミツバチに対しての害はありません。)
とても大きい見た目ですが、本体部分は先端に丸い物が付いてある金属の棒。試行錯誤の末に作り出した手作りです。

ちなみに、昨年開催された「2020アグリビジネス創出フェアin Hokkaido」で生物部がシュウ酸燻蒸器についての発表をしました。

2020アグリビジネス創出フェアin Hokkaidoにて大通高校が発表しました


先端部分にシュウ酸の粉末を入れ…巣箱の中へ挿入。
このシュウ酸を盛り付けている部分は、なんとウイスキー瓶の蓋なのだそう!

 

このまま、巣の中へ入れてしばらく放置…

黒い箱(バッテリーボックス)から電気が流れ、シュウ酸が加熱されて巣全体へ行き渡されます。これで、ミツバチの巣にいるダニを退治…!

こうやってミツバチたちの平和(健康)が保たれるのでした(メデタシ、メデタシ)


さて、ふそ病やダニ駆除について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。取材をしていると、ミツバチの健康管理の奥の深さや難しさを知ることができ、よりハチミツを苦労の部分から味わうことができそうです。

それと同時に、ミツバチなどの昆虫などの普段知ることのない小さな世界についての知的好奇心もそそられました。

これをご覧になられている中学生の方も、大通高校でミツバチたちと関わってみてはどうでしょうか…!

以上、吉野でした〜

 

 

 


ミツバチの健康管理 ふそ病の検査をしました!

こんにちは、吉野です。
今日は、8/27に行われた、ミツバチのふそ病検査などについて取材報告です。

って、今は10月ではないか!そう…この間、部活動休止期間であったためブログの更新が滞っていました。ただ、その分溜まっていた記事がどんどん公開されていきますよ〜
中学生の方などは、これから進路選択の時期だと思うので是非参考にしてもらえればと思います…!

〇ふそ病の検査
そもそも、ふそ病とはなんぞや……ふそ病の「ふそ」という字は、漢字で「腐蛆」と書かれ、この「蛆」というのはミツバチの幼虫のことを指します。つまり、ふそ病とは細菌の感染によって幼虫が腐ってしまう病気…とても恐ろしい病気ですね。

病気に感染していないかチェックするため、北海道石狩家畜衛生保健所による検査が行われました。

▼検査の様子

幼虫がいる巣板を一枚一枚調べていきます。

感染した幼虫は、変色して糸を引いたり、特有の匂いがしたりと、目視などによって判別することができるみたいです。そんなにはっきりとした変化でわかるんだ…と驚きつつ、目視で疑いが出た場合は最終的に検査キットを用いて細菌の有無を確認するそうです。

気になるの検査の結果は……無事、異常なしとのことでした!!

保健所の方に伺ったところ、ふそ病が確認されるのは道内でも数年に1,2回、と発生するのは稀、とのことです。しかし、万が一発生した場合は感染した巣箱を処分しないといけなくなるため、法律に基づいて毎年検査を行っています。

何事もなく、ミツバチたちの安全がわかってよかったです!

次回は、同じ日に行われたダニの駆除についてご紹介しますよーぜひお楽しみに!

以上、吉野でした。


3月13日 ミツバチ内検

こんにちは!久方ぶりのしゅんです。

3月13日のミツバチ内検の様子をお届けします。

 

今回は、越冬を終えたミツバチ達の巣箱を移動しました。

体育倉庫から、5階のテラスへ。

 

今回の越冬では、温度調節器を入れてみました。

去年までは、冬を越せなかったミツバチ達が多くいたそうですが、

果たして、今年の結果は・・・、

 

 

 

9群中8群生存することが出来ました!!!

やったね!!!

 

今年も、元気に飛び交うミツバチ達が見れそうです。

 

以上、しゅんでした!


11月30日 ミツバチ内検

皆さんこんにちはゆめです!

 

今日は11月30日に行われたミツバチ内検のお話をしていきたいと思います。

 

今回はミツバチたちの越冬準備の作業を行いました!

本来は26日に行われる予定でしたが、諸事情により延期に…。

26日は越冬準備の代わりに、蜜蝋を削る作業を行いました!

さて30日ですが、越冬準備のため、ミツバチたちは体育倉庫に運ばれました。

冬の間ミツバチたちはここで冬眠をします。

冬眠中は、こちらの餌(シロップに食紅で色を付けたもの)がミツバチたちのご飯です!

このシロップは色を付けることで餌の減りを分かりやすくしています!

今回は初の試みである温度調整器を入れました!!

温度調整器を使うことで倉庫内の温度を一定にし、季節外れにミツバチが早く起きてきて活動し始めるのを防ぐ狙いがあるそうです。

ミツバチの体力を温存させ元気に長生きしてもらうための工夫ですね!

 

ミツバチたちも冬眠に入る寒い時期に入りました。

体調管理に気をつけて頑張っていきましょう!

以上ゆめでした。


大通高校×沢の鶴 あまざけ第2弾が決定!

こんにちは!こーやです。
今回はミツバチプロジェクトの報告です。
昨年大きな話題となった札幌大通はちみつ入り大吟醸あまざけの第2弾が発売されることとなりましたのでご紹介します。

大吟醸あまざけ紹介ページ(外部サイト)
https://www.sawanotsuru.co.jp/brand/hachimitsu-amazake/

今回のあまざけは大きな改革ポイントが1つあります。
それが、パッケージの変更!
昨年のものがこちら。

 

昨年のパッケージはSDGsの取り組みの一環として小物入れなどに再利用できるものとなっていました。
しかし、今年は違います!
それがこちら!

実物はこんな感じ!

いかがでしょうか?
クマがペットボトルを包み込んでいる可愛らしいデザインとなっています!
しかも、プラ製のものから紙製のパッケージに変わって、すべてリサイクルされた紙によって作られている環境にも優しい商品です!

甘くてとても飲みやすく、健康にもいいというので驚きです。
価格は税別450円で沢の鶴さんの公式ショップ(外部サイト)で販売されている他、全国のスーパーで販売されるとのことです。
(一部取り扱いのない店舗があります。)
見かけたらぜひ購入して、可愛いクマを持ち帰ってみて下さい。
以上、こーやでした!


2020アグリビジネス創出フェアin Hokkaidoにて大通高校が発表しました!

こんにちは、吉野です。

2020アグリビジネス創出フェアin Hokkaidoに生物部が参加したので、その取材報告です!

 

〇2020アグリビジネス創出フェアin Hokkaidoとは…。
北海道の企業や大学、高校が農や食に関する研究成果の展示やプレゼンテーションをする「技術展示交流会」です。

農林水産省が実施する『「知」の集積による産学連携支援事業』の一環として行われたこのイベントですが、今年度は新型コロナウイルス感染症の関係で、ライブ配信によるオンラインでの開催になりました。

大通高校は、ミツバチプロジェクトの活動報告として出展しました!

 

〇生物部への取材報告!
発表をされた生物部の方に、お話を伺いました。

──どのような発表をされたんですか?
大通高校でやっているミツバチプロジェクトの活動の報告が主体で、今年から始めるシュウ酸燻蒸器と越冬保温箱について発表をしました。

──シュウ酸燻蒸器とはどういうものなんですか?
巣箱の中にいる害虫であるダニを駆除するために、シュウ酸を熱で溶かした蒸気を出す装置です。

 

実際にそのシュウ酸燻蒸器を見せていただきました!
こちら!

後ろの黒い箱はバッテリーボックスで、燻蒸器本体は棒の先端です。ここにシュウ酸の粉をのせ、熱することで蒸気を出す仕組みとなっています。2回の試行錯誤の末に編み出されたこの形は、ワイン瓶の蓋をはんだコテで加工して作った手作りなんだそうです。

さて取材に戻ります!

 

──越冬保温箱についても詳しく教えてください!
7度以上になると春だと思い込んでミツバチが動いてしまい、寒い外に出てしまって死んでしまうことがあります。なので、それを防ぐためにミツバチが動き出さない“3度”を保つ装置になっています。

──オンラインでの発表でしたが、どうでしたか?
人がいないので緊張しないかと思っていましたが、カメラが向いているのが怖く思った以上に緊張しました。終わった後に、友達に「配信みたよ」と言われて、ちゃんと届いているんだな、と実感しました。

 

発表お疲れ様です。取材のご協力ありがとうございました!

当日のライブ映像は、下記の特設サイトにて12月4日~10日の間、ご覧になれます!

2020アグリビジネス創出フェア in Hokkaido 北海道の食と農の明日へ

シュウ酸燻蒸器の説明など丁寧に説明してくださり、聞いていて面白かったです。今後のミツバチプロジェクトに期待です!

以上、吉野でした!


10月19日 ミツバチ内検

こんにちは、しゅんです。10月19日のミツバチ内検です。その前の週で、雨で内検が途中で終わったため、その続きから始めました。この日は、あまり天気が良くなく、少し肌寒くなってきていました。

・アナスタシア群 変化無し 5枚

 

・シャーロット群 変化無し 8枚

 

・ルナ群 変化無し 6枚

 

・ミエル群 巣脾を1枚取り出し、アフロディーテ群よりはちみつ枠1枚入れる 7枚

 

・アフロディーテ群 巣脾2枚取り出し 15枚

 

今回は巣門の前にあった、ミツバチを飛び立ちやすくするために置いてあった台とスズメバチ対策用の網を取り外しました。

この季節、スズメバチの脅威は消え去りましたが、すぐに冬の寒さが襲って来ます。ガンバレ!ミツバチ!!

 

次回の内検は11月9日です。以上、しゅんでした!


8月3日ミツバチ内検

どうもコウです。8/3のミツバチ内検です。(遅くなって申し訳ない…)
この日はとても暑く、作業も大変でした…

みつえ群、シャーロット群、アナスタシアで卵を確認。

アナスタシア 巣礎を一枚追加。合計3枚。

ルナ 新女王羽化。巣礎を一枚追加。合計3枚。

ダイアナ群 10枚採蜜

ひみこ群 巣礎を一枚追加、巣脾を2枚取りました。合計24枚。17枚採蜜。

アリス群 卵確認できず、巣板を2枚取り合計16枚に。箱が3段から2段になりました。14枚採蜜

アフロディーテ群 巣脾を一枚追加、古いものを一枚取りました。合計27枚。18枚採蜜。

蜜です。

採蜜もしました。次々と運ばれてくる蜜の入った巣板、一生懸命遠心分離器にかけると…合計で90kg以上もとれました!!(7月20日の記録を上回りました!)

今回採れた蜜は、先生方も食べたことが無い、新しい味がしました。ただ一つ確信できるとするならば…「おいしい」
この蜜が販売される日は来るのだろうか…

次回の内検は8月6日です。以上、コウでした!