月別アーカイブ: 2020年11月

「アニマドーレ学校」が開催されました!~食農体験プログラム「アニマドーレ」~

こんにちは、吉野です。

今回は11月7日にアニマドーレの活動として行われた「アニマドーレ学校」についてお伝えします!

そもそも“アニマドーレ”とは第一次産業である農作物の生産や商品開発から販売といった食の第三次産業まで体験し食について総合的に学ぶプログラムです。札幌市立高校間連携プログラムとして、開成高校、新川高校、大通高校、清田高校、藻岩高校の5校から全45人が参加しています。今年は、コロナの関係で例年とは違った活動になっています。ちなみに前回は農家さんを直接伺うバスツアーに行きました。それについては以前のブログをご覧ください!

『農家訪問バスツアーに行きました!〜食農体験プログラム「アニマドーレ」〜』

 

〇当日の流れ
「学校」ということで、1時間目から4時間目まで授業のように組まれた時間割ごとに、食・農業について学ぶワークショップ形式の授業が行われました。

1時間目には以前2つのグループに分かれて行ったバスツアーについて、体験したことを2人1組になり、共有しました。僕が参加したのは札幌近郊の農家さんのグループでしたが、もう一つは栗山町で肉牛を育てられている菅野牧園(かんのぼくえん)さんでした。昼食には牛肉をいただき、その後は実際の牛舎を見学したそうです。

バスツアーで印象に残った言葉を話し合っていく中で、どちらも「生産者、食材の命と我々消費者は繋がっている」という点が共通していて、その大切さに改めて気付かされました。


2時間目
では、グラフィックデザイナーをされている山崎さん講師のもと、デザインについての授業でした。ロゴやポスターなどを作り上げていくなかで意識する「デザイン思考」を教えていただきました。


3時間目
は、実際にデザインを体験するワークショップを行いました。そのお題は、大通高校のハチミツスティックの新パッケージを考える、というものでした。「高級感があり、販路を拡大できるようなデザイン」というのがクライアント(大通高校の西野先生)の要望でした。それをもとに、4人1組のグループでどのようにクライアントの要望に合わせ設計するか話し合い、実際にデザインしてみました。

その後、各グループで出た案を全体で共有しました。僕のグループではパッケージの色を工夫するという案が出たのですが、他のグループではパッケージに和紙を使うことで高級感を出すという案や、A4の紙を折って作れるパッケージ(プラスチックごみの削減につながる!)の案など、面白いアイディアが次々と出てきて驚きました!


4時間目
は、アニマドーレスタッフの平島さんと伊藤さんがディスカッションしました。テーマは「1個150円のたまごはアリか、ナシかについて」です。

卵は物価の優等生と呼ばれるほど、一定の価格帯を維持し安価で提供されています。しかし、その背景には、鶏が身動きの取れない「ゲージ飼い」や、抗生物質やホルモン剤などが混ざった配合飼料が与えられる環境で育てられている現状があります。

一方、七飯町にある小野養鶏場さんでは自由に身動きの取れ風通しの良い「平飼い」を行い、飼料もその地域で採れた野菜や貝殻、鹿肉などの自然素材を使うなど、こだわりの環境で育てられているそうなんです。何を選択し、どう食べていくか、消費者としての食への向き合い方を考えさせられました。


放課後
は、栗山町にある井澤農園の井澤綾華さんがリモートで登場しました。綾華さんは農業をしながら、料理研究もされている方で、たまねぎのおいしい食べ方についてお話してくださいました。畑で育てられた札幌黄とオホーツク222の2つの品種を頂きました。玉ねぎは大好きなので、これから家で調理して食べ比べるのが楽しみです!

 

今回の「アニマドーレ学校」は初めての取り組みだったそうです。新型コロナ感染症対策で、アクリルスタンドを挟んでの交流ではあったものの、参加者同士で話をしたり聞いたりする中で食に対する意識はもちろん、自分の考え方の幅もぐっと広がった気がします。

当日の動画や生徒の感想は札幌市立高校ポータルサイトからご覧になれます。

アニマドーレ2020「アニマドーレ学校 開校!」
生徒の感想


〇キャリア探究について──
本校ではこのアニマドーレがプログラムのひとつになっている「キャリア探究」ですが、他にも地域のボランティア活動やイベントなどの幅広い活動に参加できます(一定時間活動すると単位習得が可能です!).。現在、募集されているものはありませんが、時より2階キャリア探究掲示板をチェックしてみてください!

以上、吉野でした!


10月19日 ミツバチ内検

こんにちは、しゅんです。10月19日のミツバチ内検です。その前の週で、雨で内検が途中で終わったため、その続きから始めました。この日は、あまり天気が良くなく、少し肌寒くなってきていました。

・アナスタシア群 変化無し 5枚

 

・シャーロット群 変化無し 8枚

 

・ルナ群 変化無し 6枚

 

・ミエル群 巣脾を1枚取り出し、アフロディーテ群よりはちみつ枠1枚入れる 7枚

 

・アフロディーテ群 巣脾2枚取り出し 15枚

 

今回は巣門の前にあった、ミツバチを飛び立ちやすくするために置いてあった台とスズメバチ対策用の網を取り外しました。

この季節、スズメバチの脅威は消え去りましたが、すぐに冬の寒さが襲って来ます。ガンバレ!ミツバチ!!

 

次回の内検は11月9日です。以上、しゅんでした!


竹本アイラさんがやってきた!

こんにちは、こーやです!
今回は竹本アイラさんが授業をしてくださったのでご報告します!

・竹本アイラさん
2000年頃にラジオパーソナリティとして活躍し、現在はマネジメントコーチとして全国を回っています。

アイラさんは10/19の総合実践内で話をしてくれました。
竹本アイラさんが話してくれたのはコミュニケーションの意味について。
僕たちの前に登場するとき、「表情が見えないので拍手をお願いします」と話しました。
アイラさんの考えるコミュニケーションとは、相手が気持ちよく話せるように気遣いをする、といったものでした。

その実験として2人1組のグループワークを行いました。
1人は好きな食べ物について話して、もう1人はうなずきもせずに黙っているというものです。
話す方は話題を自分だけで広げなければいけないので話しづらい、聴いている方も内容が頭に入ってこないという結果に。
次は話を聴き、うなずく、質問をする、自分が話しすぎないことに注意しながら実験。
多くの生徒が話しやすかったと言っていました。
僕は相手に気持ちよく話してもらうことは、自分も気持ちよく話を聴くことに繋がると感じました。

このコロナ渦において画面越しに話しをする機会が多くなったと思います。
また、電話でも自分の気持ちを伝えることは難しいです。
アイラさんは相手の話をよく聴き共感することが大切だと教えてくれました。
僕自身もコミュニケーションについて再度考えさせられる授業でした。

竹本アイラさん、ありがとうございました!
以上、こーやでした!