皆さんこんにちは、加藤です!
そろそろ新しい年次・生活にも慣れてきたのではないでしょうか?慣れてきた時こそ油断してうっかりをしやすいので、この時期こそ気を引き締めていきましょう!
さて、今回のブログは私が参加したキャリア探究の一つ、『農業と福祉の連携を学ぶ』の感想と、どんな活動ができるのかについてお話ししようと思います!
「キャリア探究は気になるけど、具体的にどんな活動をしているのかわからない…」といった人や、タイトルを見て「農福連携って何だろう?」と思った人にも知ってもらえたら嬉しいです!
まず農福連携講座のねらいは、「精神障害」「知的障害」「発達障害」などの障害がある人も含め、誰もがそれぞれの力を発揮できる場を整えることを学びます。この講座では主に「農業」に関連する場で調整していくことを学びます。誰もが安心して農業に取り組むことができる環境は、障害の有無によらず誰もが過ごしやすい環境となります。いろいろな人が互いに支え合って充実した生活を送ることができる「共生社会」を目指す視点を獲得します。
農福連携の概要について知れたところで、次にキャリア探究『農業と福祉の連携を学ぶ』ではどのような活動をするのかお話していきます!
このキャリア探究は全8回に分けて行われ、社会人の方々、専門学校生さんたちと一緒に活動します。1回目は演劇ワークショップを通じて参加者同士で交流を深めました。
2,3回目は実際に農場へ行き、農業体験を通して農業側と福祉側から見た農福連携を体験的に学ぶことができました。
4~6回目は農福連携に商業を組み合わせた農福商工連携について活動します!野菜の流通や福祉と商業がどのように連携しているのかを学び、効果的なチラシ作りや魅力的な売り場づくりも行います。そして、それら学んだことを活かしてマルシェを開催しました!私が参加した2日目は少し気温が低い中でのマルシェでしたが、無事、完売することができました!!
7回目は農福商工連携の続きとして、ハーブティー作りを行いました!実際にハーブティーを作る会社を経営している方から、どのように福祉と関わっているのかを教えていただきました。ハーブティー作りでは、色々なハーブをブレンドするので多くの色、香り、味を体験できましたが、逆に迷ってしまい、完成が時間ギリギリになってしました…。
最後の8回目では、農福の6次化として調理実習を行いました。講師は、プロのシェフをお呼びし、トマトを使った酸辣湯麺(サンラータンめん)を作りました。
同じグループの人とどのように作るのか話し合い、役割を分担して調理を行いました。最初はうまくできるか不安でしたが、完成した酸辣湯麺はとっても美味しかったです!全ての講座が終わった後、計5回以上参加した受講者に北海道保健福祉部・農政部から修了証が授与されました。授与式では授与者と講座を支えてくれた先生方、農政部を含めた全員で意見交換を行いました。意見交換では、この講座に参加した感想を話したり、今の農業や福祉の課題と解決方法を皆で考えたりしました。
これがキャリア探究『農業と福祉の連携を学ぶ』の一連の活動です!
農業と福祉のことやどのように連携しているのかを学びつつ、それに関連した活動をすることができます。
キャリア探究掲示板にエントリー用紙があります。気になる方はチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね!
今回のブログでこの活動に興味を持った方は、こちらのホームページもチェックしてみてください!
↓
北海道農政部農業経営局農業経営課‐農福連携について
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/kei/noufuku.html
札幌心療福祉専門学校‐農福連携入門講座2025 第1回目
https://nishino-g.ac.jp/shin/news/202505152016/
以上、加藤でした!