月別アーカイブ: 2025年2月

ソクラテスミーティングありました!

こんにちは! 寒くて布団から出るのが苦しいめんです!

今回は、1月24日のキャリアプランニングの時間に行われたソクラテスミーティングについてご紹介します!

 

ソクラテスミーティングって?
→「少人数・対話型の、進路と人生についての講和会」です。
古代ギリシャの賢人ソクラテスが、たくさんの青年たちと対話を重ねたことで青年たちが多くを学び、時代を切り拓いていったという故事にちなんで名付けられたそうです。

今回はソクラテス役として、様々な職業・年齢・境遇をお持ちの社会人の方々、なんと総勢19名に来校して頂きました!

 

それでは続いて大まかな流れをご紹介します。

①プロフィールや略歴などをもとに、対話したいソクラテスの事前希望調査を行います。
②各自ソクラテスの元へ行き、お互いの表情が見える距離で、ソクラテスの歩んできた人生について聞きます。
③今度は生徒から質問をしたり、感じたことを伝えたりします。

③が特に大切で、未知の人との対話という貴重な経験を得ることができます。質問・感想などを生徒側から話す機会も必ず設けられているので、より真剣にお話を聴いて、深く考えるきっかけにもなりました。また、少人数でのセッションだったので、対話しやすい雰囲気づくりもされていたと思います。

こちらの流れを二度行いましたので、生徒は合わせて2名のソクラテスと対話することができました!

 

さて、ここからはソクラテスミーティングを体験したメディア局員の二年次による、ソクラテスの方々が話してくださった内容や対話してみた感想をご紹介します!

ふみさん「午前部10号さんのお話を聴きました!
その方は双子の妹さんで、優秀なお姉さんについて行けず比べられがちでしたが、姉と離れた進学先を選んだことで『自分ってこんなことができたんだ』と新たな発見があったそうです。高校生で進路に迷っていた頃、おばあちゃんが怪我をしてしまったことを受けて介護士を志しましたが、若いのにどうなの?と親に反対され、最終的には精神保健福祉士になったそうです。現在はNPO法人に勤めていて、さらに学びたいことがあるので、社会人として働きながらもう一度大学に通っているそうです!
対話の時間では、精神保健福祉士をされているということで、『メンタルが壊れた時はどうやって直すのですか?』という質問が出ました。10号さんは『傷ついた経験は残るので、気にしないでいられるようになるまで時間がかかってしまいます。逆に言うと時間が解決してくれます。』と仰っていました。私は、時間が解決してくれるなら、その時間をできるだけ短くする方法を模索していくことが大切なのではないかと感じました!」

わかめさん
「午後部のソクラテス9号さんのお話をお聞きしました!
その方は高校時代の記憶がごっそりないと言ってしまうくらい、あまり楽しくない高校生活を送っていた方だそうです。それで、高校卒業後、人付き合いの苦手を克服しようと就職した製薬会社でも、営業成績が良くなかったり、上司に呼び出されて怒鳴られたりなどの辛い経験があったそうです。しかし、それでも頑張ることで、なんとか売上一位に登り詰めることができたそうです。
それでも、そうして能力が高いからというだけで評価されることや、このままの場所で留まっていていいのか、という思いから、起業家の道を選択。さらにその後もやりたいことをやるという思いから、かねてより好きだった料理人になるため、ホテルでの料理人もやり始めたそうです。
また、最後の質問の時間では、料理人をやっているということで『もう一度料理人として起業する予定はありますか?』との質問がありました。それについては『その気はあるし、道筋もなんとなくではあるけど考えてあります!まだ曖昧ではあるけど、今までの積み重ねでどうとでもなると思っています。可能性は無限大ですから』と仰っていました!
どん底からの復活についてのお話や、色々なことに挑戦したお話が沢山あって楽しい講話でした!」

めん
「一回目は午後部のソクラテス2号さん、二回目は7号さんのお話を聴きました!2号さんは、大学時代にご友人と『訪問型フリースクール漂流教室』を設立されたそうで、フリースクールの起源や日本におけるフリースクールの歴史について話してくださりました。また漂流教室の活動内容や設立のきっかけ、どんな利用者さんがいたのかなどといったお話も興味深かったです。
印象に残っているのは、『訪問先では具体的に何をして過ごすのですか?』という質問に対して、『世の中では何を【する】のかが重要視されるけれど、順序的には本来【いる】ということが先なんです。もちろん一緒にゲームをしたり勉強をしたりもしますが、ただそばに【いる】ということを大切にしています』と仰っていたことです。自分では思いつきもしなかった考え方で、とても素敵だなと感じました!
2号さんとの対話を通して、困っている人に手を差し伸べる活動の奥深さや大切さを知ることができました。この経験を将来に活かしていけるよう頑張りたいです!

続いて対話した7号さんは専門学校の準教員と配信業をされている方で、学生時代の自分から今の自分になるまでの人生についてお話してくださりました。高校三年生までは周りからの勧めで保育士を目指していた7号さんですが、アニメが好きで参加した声優のオープンキャンパスで憧れの先輩に出会いました。人前は苦手だったけれど、自分もその先輩みたいになりたいという思いから、専門学校に入学したそうです。専門学校が今まで生きてきた中で一番楽しかったそうで、卒業後も学校で働きたいとダメもとで先生に伝えたところ、なんと就職できることになり、今に至るようです。
7号さんのお話を聞いていて印象的だったのは、専門学校のダンスの授業でのお話です。7号さんはダンスがすごく苦手で、時にはサボってしまうこともあるくらいでした。しかし、元々苦手だったことなので伸びしろが大きく、練習していくうちにどんどん上達していくのが分かるようになっていったそうです。今ではダンスの授業が一番好きだと仰っていました! 苦手でも挑戦してみることの大切さを知れたので、意識して過ごしていきたいなと思います。
7号さんはとにかくずっと楽しそうにお話ししてくださっていて、とても心地の良い雰囲気で対話することができました!」

 

感想は以上になります。すごい文字数になってしまいましたが、それだけ有意義な時間だったので…!

 

それでは最後に改めまして、ソクラテス役としてご協力してくださった皆様、本当にありがとうございました!

以上、めんでした!


あいさつ運動がありました!

皆様こんにちは!この度初めてブログを書かせていただきます、1年次のこむぎです!

何卒よろしくお願いします!

 

さて、今回は1月24日に行われたあいさつ運動についてお話したいと思います。

あいさつ運動って何?という方に説明すると、あいさつ運動とは、総務委員会の活動の一環で、生徒たちのあいさつを活発にするために総務委員会自らが見本となり、生徒玄関前であいさつを行う運動のことです。

私も玄関前で総務委員の方に挨拶をしたのですが…やはり挨拶って気持ちいいですね~

あいさつ運動がなくても、自主的に挨拶をできるような人になれるよう、日頃から心がけていきたいなと思いました!

 

ここまで読んでいただきありがとうございます!以上、こむぎでした!

 


異文化研究会で講話がありました!

みなさんこんにちは!

今年は沢山ブログを書いていきたい、ごんです!

 

気が重くなる期末考査もやっと明けあっという間にもう2年生…

1年は早いですね、

 

今回は12月16日に行われた異文化研究の授業について実際に参加されていたニョロモ先輩にインタビューをしてきました!

 

その様子をお届けします!

 

Q  講演内容をざっくりと教えてください

 

A  軽く自己紹介をした後、アイヌの歌(声出し、クテサンの二曲)を歌ってくだ    

  さいました。

  そして講師の原田さんとアイヌの関係性や、幼少時代から現在に至るまでの体  

  験を語ってくださいました。

  休憩を挟みつつ、質疑応答を行い、最後にアイヌの子守唄(イフンケ)

  を歌って講演は終了となりました。

 

Q  講演を聞く前と後でのアイヌに対する考えの変化はありましたか?

 

A 「前」

  正直に言うのであれば、【自分の生まれた故郷の先住民族】という印象しか持

  っておらず、小さい頃は北海道で生まれ育った人のことを指している言葉だと

  思っていました。 

  しかし、歳を重ね、視野が広がったことで北海道で暮らす人は本州から移住し

  た人が多いこと、アイヌは北海道の中でも数少ない方々だということを知りま

  した。

 

 「後」

  アイヌに対して知らないことが多くあると気付かされました。

  原田さんのお話を聞かなければ、アイヌだからと偏見を向けを向けられている

  現状さえ知り得ませんでした。

 

  私はアイヌの方や文化に対して無知でした。

  言い換えれば、他人事だから知らなかったとも言えますね。

  しかし今回の講義で、世間や人々がアイヌへどのような目を向け、どのように 

  対応しているのかを知り、そのような現状をどうしたら改善でき

  るのかを考えることが【自分事】として考える第一歩ではないかと思います。

  このような、【身近だけどどこか他人事な物事】を【自分事】として考える経

  験は異文化研究という授業を通してでなければ身につけることができなかった

  のではないかと思います。 

 

 

 

Q  問題を知りこれからどうしていきたいですか?

 

A  まずは自分事として捉えることを意識したいですね。

  そして、問題を知らない過去の私みたいな人々に知ってもらうこと、

  知った上でどうしたら改善できるか話し合ったりなど、交流を深めたいです

  ね。

 

Q  印象に残っていることはありますか?

 

A  原田さんは原稿を用意し、今回の講演を行ってくださったことです。

  過去の辛い経験を思い出し、書き綴る、

  そして伝える、このどれもが苦しいことだと思います。

  それでも私たちに伝えてくださったことに私たちも答えていかなければと思い

  ました。

 

  また、原田さんは講演の中でアイヌ以外の人達をあえて【和人】と何度

  も呼んでいました。

  マジョリティー(多数派)である私たちに和人と言い分けられる気持ちを味わ

  ってほしいという意図があったそうです。

  それも印象に残っています。

 

Q  アイヌで好きな文化はありますか?

 

A  文化というか、楽器ですがムックリが好きですね。

  簡単な設計なのに実は奥が深い楽器で、音を出すのでさえ難しい。

  上手な方の演奏は、鳴っている音ひとつでも倍音が聞こえ、とても美しい音色

  ですので、是非多くの人に聴いてみてほしいですね。

 

Q  最後に感想を教えてください!

 

A  原田さんの経験された生の声には、差別や偏見の重みがあり、私の視点からは

  知り得ない現状があると気付かされ、考えさせられました。

  また、原田さんは特別扱いと差別は紙一重だと言っていました。

  アイヌだからと特別扱いも、差別もせず、分け隔てなく接することが、私たち

  が共生するために必要なことなのではないかと思いました。

 

とのことでした。

 

私自身アイヌのことを漫画やアニメでしか見たことがなかったのですが、今回先輩からお話を聞いてアイヌの方や文化がどのような現状にあるのかを知ることができました。

 

個人的には【特別扱い】と【差別】は紙一重とおっしゃっていたように、

 

・アイヌの人にはこうしなくてはならない。

 

・アイヌは特別だから保護しなければならない。

 

のような扱いをするのは違うなと感じました。

歴史的背景が異なるからこそ大事にする、というのは立派な意見だと思うのですがあくまで同じ人間であること、これだけは忘れてはいけないと思います。

生まれが少し違うからって特別扱いされるのは少し疎外感というか否定されている気分になってしまうのではないでしょうか

 

人種を取り巻く問題は、文明が発達していく中で異なる特徴を持つ人たちの衝突や考えの違いによって生じてしまい切っては切れないものです。

今、この問題を完全に解決する方法はありませんが、それぞれの人々が特徴や考えを認め合い、協力していくことが必要だと思います。

 

とても難しい話ですね…

みなさまもぜひ一度考えてみて下さい、!!

 

ご覧いただきありがとうございます!

以上ごんがお送りしました

 


「遊語部」から「グローカル部」に変わりました!

みなさん、こんにちは~

先週期末テストが終わり一先ずホッとしているとみです!

 

今回は、今年度の後期から名称が変更になった「グローカル部」についてのお知らせと変更に至った理由についてお届けしたいと思います。

 

今回の話題の中心である「グローカル部」ですが、変更前は「遊語部」という部活で活動していました。

「遊語部」とはもともと大通高校に在学する渡日帰国生徒の活動する場所として作られ、生徒たちの国の文化を発表する機会を作っていた部活だったそうです。

過去フィリピンに研修旅行に行った部員が、その国の厳しい現状を知り顧問の先生に相談しながら、部活で何かできないか模索し始めたそうです。そこで部活内で話し合った結果、学校祭でフェアトレード商品の販売を始め、加えて地域の「フェアトレードフェスタ」にも参加するようになりました。

コロナ禍の前後で帰国生徒が入部しない状態が続き、当初の活動目的の「渡日帰国生徒への居場所づくりや文化交流」は難しくなり、「国際支援」を中心に活動していくこととなりました。

 

そして今年度の後期。昔の活動目的がなくなった今、新しく生まれ変わった部活としてスタートを切りたい!!という強い思いのもと、「遊語部」から「グローカル部」への名称変更が決定しました!

「グローカル部」のスローガンは「世界的に考えて地域で行動する」。

名前にある「グローカル」は「グローバル」と「ローカル」を組み合わせた造語になります。

 

現在、部活はフェアトレードなどの国際支援や異文化理解を中心に活動しています。

大通高校の特徴的な活動の1つである「ミツバチプロジェクト」にも協力し、ミツロウからキャンドルを作る活動も行っていて、今後大通高校のハチミツでコラボしたサボンデシエスタさんとのミツロウを使用したコラボができないかを考えています。

また、国際支援の取り組みとしては「カンボジアに井戸を立てる」大きなプロジェクトが進められています。学校の授業内で紹介された「カンボジアの水」というテーマのESDに部員が興味を持ったことから、プロジェクト開始が決定しました。

 

先ほど紹介したフェアトレード商品やミツロウ商品の販売を通して資金を集め、今後の活動の発展に繋げていくそうです。

校内ではプロジェクトのために制作された書道部の書も掲示され、全校生徒への発信も行っています。詳しくは「市立札幌大通高校遊語部」のインスタグラムをご覧ください。

メディア局でも今後も活動の進展をブログなどで紹介していきたいと思います。

顧問の先生が「ひとつの時代が終わり、新しい時代が始まった」と仰っていましたが、生まれ変わったグローカル部の今後の活動に期待です!!

 

 

以上、とみでした!


1/21 避難訓練ありました!

どうも!最近ほとんど仕事をしていなくて少しだけ焦っているソウです!

これからもぼちぼちブログ等あげて行ければと思っているので何卒よろしくお願いします!

さて、今回は1月21日に行われた避難訓練について書いていこうかと思います!

今回の訓練は震度5弱の地震を想定した体育館に避難する訓練でした。午前、午後、夜間の全ての部で行われまして、僕は午前と午後の2回参加しました。時間で言いますとやはり人が多いからか午後が他部と比べ2分程遅かったみたいです。とはいえ基本的に皆さん真剣に参加していましたし、とても素早い移動で何かあっても大丈夫だと参加していて安心出来ました!

昨年の1月1日には能登半島地震もあったりなどここ最近大きい地震があったりもしています。元々日本という国は地震も多いですし最近は南海トラフ地震に対しての懸念も高まりつつありますので皆さんも地震や災害があった時に命を守れるような対策をしていきましょう!

以上、ソウでした!