みなさん、こんにちは~
先週期末テストが終わり一先ずホッとしているとみです!
今回は、今年度の後期から名称が変更になった「グローカル部」についてのお知らせと変更に至った理由についてお届けしたいと思います。
今回の話題の中心である「グローカル部」ですが、変更前は「遊語部」という部活で活動していました。
「遊語部」とはもともと大通高校に在学する渡日帰国生徒の活動する場所として作られ、生徒たちの国の文化を発表する機会を作っていた部活だったそうです。
過去フィリピンに研修旅行に行った部員が、その国の厳しい現状を知り顧問の先生に相談しながら、部活で何かできないか模索し始めたそうです。そこで部活内で話し合った結果、学校祭でフェアトレード商品の販売を始め、加えて地域の「フェアトレードフェスタ」にも参加するようになりました。
コロナ禍の前後で帰国生徒が入部しない状態が続き、当初の活動目的の「渡日帰国生徒への居場所づくりや文化交流」は難しくなり、「国際支援」を中心に活動していくこととなりました。
そして今年度の後期。昔の活動目的がなくなった今、新しく生まれ変わった部活としてスタートを切りたい!!という強い思いのもと、「遊語部」から「グローカル部」への名称変更が決定しました!
「グローカル部」のスローガンは「世界的に考えて地域で行動する」。
名前にある「グローカル」は「グローバル」と「ローカル」を組み合わせた造語になります。
現在、部活はフェアトレードなどの国際支援や異文化理解を中心に活動しています。
大通高校の特徴的な活動の1つである「ミツバチプロジェクト」にも協力し、ミツロウからキャンドルを作る活動も行っていて、今後大通高校のハチミツでコラボしたサボンデシエスタさんとのミツロウを使用したコラボができないかを考えています。
また、国際支援の取り組みとしては「カンボジアに井戸を立てる」大きなプロジェクトが進められています。学校の授業内で紹介された「カンボジアの水」というテーマのESDに部員が興味を持ったことから、プロジェクト開始が決定しました。
先ほど紹介したフェアトレード商品やミツロウ商品の販売を通して資金を集め、今後の活動の発展に繋げていくそうです。
校内ではプロジェクトのために制作された書道部の書も掲示され、全校生徒への発信も行っています。詳しくは「市立札幌大通高校遊語部」のインスタグラムをご覧ください。
メディア局でも今後も活動の進展をブログなどで紹介していきたいと思います。
顧問の先生が「ひとつの時代が終わり、新しい時代が始まった」と仰っていましたが、生まれ変わったグローカル部の今後の活動に期待です!!
以上、とみでした!