10月16日 ESD講演がありました

皆さんこんにちは~!一年次のふみです。

最近寒暖差が激しいので体調管理に気をつけてくださいね!

 

さて、今回は10月16日に行われたESD講演について紹介します。

ESDとは、持続可能な開発のための教育であり、大通高校はユネスコスクールに加盟しているのでESDの授業を学校全体で取り組んでいます。

 

高校生活最初のESDはJICA(国際協力機構)の海外青年協力隊に参加した大山 達也さんの講演でした。

JICA海外青年協力隊とは、開発途上国で現地の人々と同じ生活をしながらその国に貢献していく取り組みです。

管理栄養士の資格を活かして世界最貧国であるアフリカのマラウイに派遣された時の大山さんの話を通して異文化とは何か、そして異文化とどう付き合っていくのかを考えました。

 

異文化とは、価値観や言語が親しんでいる文化とは違う文化のことで、宗教や言語文化などが上げられます。

そのなかでも、マラウイの食文化はシマというトウモロコシを主食に、塩のみで味付けした豆の煮込み、青野菜の炒め物をほとんど変わらず毎日食べています。

この食事は栄養素が少なく、低栄養状態になる人がマラウイには沢山いました。

そこで大山さんはマラウイに沢山群生している、モリンガという栄養豊富な葉を食事に取り入れ、広めたことで低栄養状態になる人を少なくすることができました。

 

しかし、簡単に取り組みは必ず上手くいくものではなく、国の課題に関して100個の異なる取り組みをしても、現状からいい方向に変わる取り組みは1~3個ほどしかなく人に根付いた文化は簡単には変えられないそうです。

 

世界最貧国と言われているマラウイには経済や保健衛生などの深刻な課題がたくさんありますが、その分支援を受け続けていて、それがマラウイの人たちには当たり前になっているので問題への意識が薄く、解決は難しいそうです。

 

そんな国に2年間滞在していた大山さんの伝えたいことは、  「異文化の壁を超えるのではなく、価値観を尊重し、理解しあって、異文化と共に生きることが大事。」と言っていました。

 

マラウイという国のことはこの授業がなかったら知ることはなかったと思うし、自分にできることは少ないけど、マラウイが経済的に成長できるといいなとこの授業を通して思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!以上、ふみでした!


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