こんにちは、吉野です。
2020アグリビジネス創出フェアin Hokkaidoに生物部が参加したので、その取材報告です!
〇2020アグリビジネス創出フェアin Hokkaidoとは…。
北海道の企業や大学、高校が農や食に関する研究成果の展示やプレゼンテーションをする「技術展示交流会」です。
農林水産省が実施する『「知」の集積による産学連携支援事業』の一環として行われたこのイベントですが、今年度は新型コロナウイルス感染症の関係で、ライブ配信によるオンラインでの開催になりました。
大通高校は、ミツバチプロジェクトの活動報告として出展しました!
〇生物部への取材報告!
発表をされた生物部の方に、お話を伺いました。
──どのような発表をされたんですか?
大通高校でやっているミツバチプロジェクトの活動の報告が主体で、今年から始めるシュウ酸燻蒸器と越冬保温箱について発表をしました。
──シュウ酸燻蒸器とはどういうものなんですか?
巣箱の中にいる害虫であるダニを駆除するために、シュウ酸を熱で溶かした蒸気を出す装置です。
実際にそのシュウ酸燻蒸器を見せていただきました!
こちら!
後ろの黒い箱はバッテリーボックスで、燻蒸器本体は棒の先端です。ここにシュウ酸の粉をのせ、熱することで蒸気を出す仕組みとなっています。2回の試行錯誤の末に編み出されたこの形は、ワイン瓶の蓋をはんだコテで加工して作った手作りなんだそうです。
さて取材に戻ります!
──越冬保温箱についても詳しく教えてください!
7度以上になると春だと思い込んでミツバチが動いてしまい、寒い外に出てしまって死んでしまうことがあります。なので、それを防ぐためにミツバチが動き出さない“3度”を保つ装置になっています。
──オンラインでの発表でしたが、どうでしたか?
人がいないので緊張しないかと思っていましたが、カメラが向いているのが怖く思った以上に緊張しました。終わった後に、友達に「配信みたよ」と言われて、ちゃんと届いているんだな、と実感しました。
発表お疲れ様です。取材のご協力ありがとうございました!
当日のライブ映像は、下記の特設サイトにて12月4日~10日の間、ご覧になれます!
2020アグリビジネス創出フェア in Hokkaido 北海道の食と農の明日へ
シュウ酸燻蒸器の説明など丁寧に説明してくださり、聞いていて面白かったです。今後のミツバチプロジェクトに期待です!
以上、吉野でした!