みなさんこんにちは! ひなです。
今回は私も受講している「生活国語」の授業で特別授業が行われたので報告します。
そのテーマは「『財政』をディスカッション」です!
これは、北海道財務局の協力を得て、「財政」を題材にし、
(1)意見表明(とその文章表現)
(2)他者意見の傾聴・理解(とその文章表現)
(3)相互協議
といった、ディスカッションに必要な諸要素の体験的トレーニングを行う、というものです。
生活国語の授業は午前・午後・夜間それぞれ1講座ずつ、それぞれ週2回で開講されています。
今回の特別授業は、全部で3回行われました。
第1回目は「財政について概念を知る」ということで、財務省北海道財務局の職員の方が来校し、講義をしてくださいました。
「財政」がどういうものなのか、現在の日本の現状などをクイズなども交えてわかりやすく教えてくださいました。
実際に出題されたクイズを一問書くと…
「救急車を一回呼ぶのに実際かかっている費用はいくらでしょうか?」という問題です。
救急車を呼ぶのは無料ですよね。そのため、軽症でも救急車を呼んでしまう、という人がいて社会問題ともなっていますが…。
正解はなんと4万円!
「一回だけで、そんなにかかるんだ…」と、とても驚きました。
第2回目は「財政について私はこう考える」ということで、日本を人口100人の「日本村」に例えて、その日本村の予算を各個人で考えました。
社会保障や教育などさまざまあるなかで、どこにお金をかけるか、はたまた削減するのか…。とっても迷いましたが、私は教育重視の予算を組みました。
第3回目は「私たちの考えた財政案」ということで、第2回目の授業で各個人が考えた予算を持ち寄り、グループごとに案をまとめ、キャッチフレーズ(『○○予算』)も考えて発表しました。
その際、パッと見てすぐに予算のバランスを確認できる「日本村の予算ボード」を使いました。
大きなマグネットが5万円、小さなマグネットが1万円、という設定です。
他のグループでは「健康寿命を伸ばす」や「循環型社会の実現」、「キングギドラ予算*」といった内容が発表され、他のグループの発表を聞いているのも楽しかったです。
(*ちなみに、キングギドラ予算とは、科学技術・教育・防衛に重点を置き、とにかく強い国を目指す予算です。)
全3回の特別授業を通して、財政に関することや、現在の日本の問題点などに改めて関心を持つきっかけになりました。
ぜひ、他の生徒のみなさんにも受けてほしいなあ…と思いました!
以上、ひなでした!
今回特別授業をしてくださった財務省北海道財務局のホームページはこちら!
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