私は中学3年生の時に体調を崩し、学校は休みがち、行けても午後から学校に行く生活を送っていました。吐き気や頭痛、めまいが酷くて1日中横になっている日が多く、学校どころではありません。ですから内申点はボロボロでした。高校はどうしようか、私がいける所なんてないんじゃないかと毎日思い悩みました。そんな時、母の友人から大通高校をお勧めされました。
私が大通高校を選んだ理由は2つあります。
1つ目は、大通高校は3部制で、午前部、午後部、夜間部に分かれていて、部によっては朝から通わなくてもいいからです。私は朝、吐き気が酷いのでこの理由が大通高校を選ぶ決め手になりました。
2つ目は、市立高校だからです。私の家は経済的にあまり余裕がないので、学費が安いというのは重要なポイントでした。
最後に、私には絶対大通高校に入りたいという強い思いはありませんでした。なぜなら、学校説明会や中学の先生の話では大通高校の全てを知ることは出来ないからです。良く知らないのに絶対に大通高校なんて、私には思えず、最後まで悩み続けました。大通高校が自分に合っているかそれが本当にわかるのは、入学してからだと思います。ですから、不安に思いこれでいいのかと答えの出ない自問自答をするよりも、とりやえずやって見ようと前向きに考えてみるといいかもしれません。幸い、大通高校は私にとても合っていたので、絶対に大通高校ではなかったけれど、大通高校に決めてみて、受験してみて、登校してみて良かったと今、心から思うことが出来ます。