「学校って何だろう?」
勉強をするところ?友達をつくるところ?楽しいところ?苦しいところ?
人によって、それぞれ違うと思う。ただ、もしあなたが今、学校というククリに対して悩んでいるのだとしたら、私は声を挙げて言いたい。
「あなたに合う場所で頑張ればいい。」
この考え方を教えてくれたのは、私が4月に入学した大通高校だった。大通高校はそれこそ高校というククリの中だけれど、それぞれがそれぞれで生活している。ある人は勉強で。ある人はアルバイトで。ある人は海外で。ある人は部活で。ある人はボランティアで…。皆がそれぞれ、自分自身の得意なことをやりながら、生活している。
私は、中学2年のときに転校した。前の学校では良かったものがその学校では厳しく禁止され、居心地が悪かった。馴染めなかった。皆一緒という考えだから。自分だけは変なんだ、という劣等感。いい高校に入ってこそ優等生という空気。周りと自分のマインドのギャップがあった。苦しかった。
しかし、今私は沢山の良い仲間や先生、チャンスに恵まれている。やりたいことがあれば賛同してくれる。心から楽しんでいる。そのような毎日を送ることが出来ている。
だから、諦めないでほしい。学校というククリの中で苦しまないでほしい。あなたの一度きりの人生を無駄にしないでほしい。この機会を、新しい転換期にしてほしい。
そして、高校を卒業するとき、自信に満ち溢れて卒業して欲しい。私はそう願います。
「学校って何だろう?」
あなたの中の学校の見方が変わりますように。
あなたにとって、高校という経験がより良いものになりますように。
さあ、大通高校という新しい舞台へ。
黒沼玲亜