中学生へ~しらたま~

皆さんこんにちは! 1年次のしらたまです。

今回は、高校進学を考えている中学生の方や、大通高校へ興味をもって下さっている方へ私がこの高校に入学した経緯や大通高校の魅力などについてお話します。この記事が、将来について考えている人達の参考となれば幸いです。
【大通高校を目指した理由】

私は公立中学校に入学後、中学1年生から2年生の間で、クラスの雰囲気に馴染めず先生方の些細な発言や対応を受け止めきれなかったこともあって不登校を経験しています。そのため、中学3年生になるまでの2年間は、回復のために大半を自宅で過ごしていました。中学3年生になってから途切れ途切れに学校に通えるようにはなりましたが、今まで勉強に全く手をつけられない状態だったことや欠席数に伴う内申点の問題などで、学校からは入学を望んでいた大通高校への進学は難しいと言われていました。

それでも大通高校への進学を諦めなかった理由は2つあり、1つ目は大通高校なら今までの過去をやり直せると強く思ったことです。2つ目に私のような不登校の経験者でも努力をすればやれるところまで進められるということを示したかったからです。この結果、現在は今の高校に進学できたことで自身の生きづらさに寄り添うことができたり、中学生の時にはどうしようもできず精神的にも身動きがとれなかった辛さを受け入れることができたように感じています。
 

【大通高校について】

私が入学したいと思ったこの大通高校は、全日制の高校や他の公立高校と比べると、多々違う点があります。例えば、この学校は登校時間等が変わる午前・午後・夜間部の3部に分けられた定時制の仕組みであることや、自分で教科を選択して授業に参加できる単位制であることが挙げられます。その他にも3部制に配慮して「放課後」という時間が決まっていなかったり、食堂や生徒の憩いの場となっているラウンジなどの施設が整っていて、思い思いに学ぶことができる大学のように自由な場所となっています。

そしてなによりも、大通高校には私と同じようにかつて学校に通えなかった経験をもつ人が多く在籍しているので、一人一人が思いやりを持って互いに自立しながら学校生活を過ごしていけるのもこの学校ならではの大きな魅力だと思います。
最後に

中学生の皆さんは将来、高校に進学してから何か挑戦してみたいことはありますか? 今の現状ではまだ何も決まっていないという方もいるかと思いますが、どの高校に入学するにしても、自分がやってみたいことを大切にして学校を選んでほしいと思います。目標達成のために努力した経験は、高校入学後も自信として残るので、本当に入学したいと思った高校へは勉強に全力で取り組んでください。そして、大通高校には学校の中心として仕事をしているメディア局という部活動があります。取材を基に思ったことをブログ記事に書いていく中で自分自身を見つめてみたり、局員同士でコミュニケーションをとる機会が多いので、自分にあっていると思った方はぜひ一度学校説明会や一般公開の学校祭にいらしてみてください。