日別アーカイブ: 2025/01/16

大通高校から囲碁プロ棋士になる方が出ます!

みなさんこんにちはーー!!ちょっとお久しぶりのシマです!!!

初めに!!今回のブログでは実際に大通高校に入学し、夢を叶えた方を紹介しています。大通高校に入学を希望している方、入学を予定している方は是非ご覧ください!!

 

それではさっそく本題ですが、なんとこの度大通高校一年次から、来年度からプロの囲碁棋士になる方がでました!!

お名前は嵯峨駿太郎(さがしゅんたろう)さん。大通高校では、囲碁将棋部に所属していらっしゃいます。

 

さて皆さん!!突然ですが!「囲碁」ってどんなものかご存知でしょうか。

囲碁のルールは以下の通りです。

  • 黒と白の碁石(ごいし)を交互に打つ
  • 相手より陣地を多く囲ったほうが勝ち
  • 石は周りを囲めば取れる
  • 石は相手に囲まれる場所には打てない
  • コウ(同形反復禁止のルール)を守る など

 

これらを守って戦い、最終的には打つところがなくなったら終了となります。

囲碁はスポーツの中でも、「マインドスポーツ」に分類されます。

マインドスポーツとは、高い思考能力を用いて競われるゲームを一種の「スポーツ」と見なしたもので、頭脳スポーツとも呼ばれています。

 

~ 以下インタビュー ~

Qいつから将棋を始められましたか?

A4歳の時から囲碁を始めました。

 

Q囲碁の魅力を教えてください!

A囲碁って、打つ人によってすごく個性が出るんです。性格が出るというか、自由に、自分の個性を活かして戦うことができるのが面白いなと思いますし、おじいちゃんとか、自分とは違う年代の方もよくやっているゲームなので、世代を超えた交流ができるのも魅力の一つだと思います。

 

Q囲碁を始めたきっかけと、どんなところに惹かれて囲碁の世界に飛び込んだのか教えていただきたいです!

Aきっかけは父が漫画の入門本みたいなものを買ってきて、自分から読み始めて勉強したところからでした。興味をひかれたところは、囲碁って自由に置く場所を選ぶことができるスポーツなので、そういうあまり制約のない、自由なところに惹かれたのだと思います。

 

Q大通高校にはどんなことがしたくて入学されたんですか?

A入学当時はまだプロではなかったので、プロになるための勉強と高校生活を両立できるところに入ろうと思ったときに、大通高校は定時制かつ単位制というところで、幅広い学び方ができ、両立がしやすい高校だなと思って入学を決めました。

 

Q今までの目標と、今後の目標はありますか?

A今まではやはりほんとにずっとプロになりたいと思っていて、囲碁をはじめて十数年間の目標でした。今後は北海道を拠点に活動していきたいと思っているので、北海道の方々に勇気を与えられるようになりたいです。自分が中学生の時不登校だった経験から、「不登校でも、目標を見つけて頑張ればなんでもできるんだよ。」ということを伝えていきたいです。

 

Q目指している人、目標にしている人はいますか?

A張栩(ちょうう)さんという方です!囲碁のプロ棋士の方なんですが、僕が囲碁を始めた時にずっと日本の囲碁界で最強の方で、その方をずっと参考に頑張ってきました。

 

Qこれから新たに取り組みたいこと、挑戦したいことなどあれば教えてください!

A囲碁の普及活動ですかね。囲碁っていわゆるマインドスポーツと呼ばれるものなんですが、将棋とかメジャーなものに比べると最近は人気が落ち着いてしまっているんです。なので地方から、囲碁の魅力を発信していけるような取り組みができたらいいなと思っています。

 

Q囲碁をやっていて苦しくなる瞬間、楽しくなる瞬間ってどんな時ですか?

A苦しくなる瞬間は自分が追い込まれている時とか劣勢に立っている時で、血相を変えて盤面をにらむようなシーンもあったりします。逆に楽しい時は自分の読みが当たったり、思い描いた通りの未来を盤面で作ることができた時で、達成感があって楽しく感じます。

 

Q来年からの意気込みを教えてください!

A来年からは東京に一か月に数回対局をしに行って、プロの活動をすることになると思うので、精いっぱい取り組んでいきたいと思います。

 

Q来年入学する中学生へ一言お願いします!

A大通高校は本当に自由で、いろいろな生き方をしてきた人もたくさんいて、そういう人と出会うだけでも自分の価値観が変わるようなこともたくさんありますし、入学して自分の考え方も変わるような、そんな素敵な学校です。

 

以上がインタビューになります!

ちなみに取材は、メディア局一年次のソウ君が担当してくれました!

ソウ君が撮ってきてくれたインタビューの音声データから今回のブログを作成させていただいたのですが、丁寧かつはっきりした優しい言葉選びと物言いに、嵯峨さんの心優しい人柄が強くにじみでており、今回取材させていただけて、お話を聴くことができて本当に良かったなと感じています。

 

 

さて!いかかでしたでしょうか。本校は定時制かつ単位制で自由な校風から、学業はもちろん、自分の将来のための専門的な勉強にも大変取り組みやすくなっており、嵯峨さん以外にも自分の夢に向かって日々取り組んでいる生徒が大勢います。

また熱心に生徒に向き合おうとしてくださる先生方も多く、自分磨きがしやすいのも魅力の一つです。多種多様な学校設定科目から、本校でしか学べないことも多くあります。

例えばシマは、2年次前期に陶芸入門を学びました。通年ではなかったので半年間のみでしたが、先生が楽しく丁寧に教えてくださり、計5つ程の湯吞みとお茶碗を作りました!!やってみると、ただこねるだけでも案外難しいもので、綺麗に色や柄を付けたりするのも、難しかったですが本当に楽しかったです。

 

今回のブログは以上となります!!改めまして今回は、本校に入学し夢を叶えられた、プロ囲碁棋士の嵯峨駿太郎さんについてご紹介させていただきました!在校中の生徒はもちろん、入学を希望している方々もぜひ、大通高校で一緒に夢を叶えましょう!

以上、シマがお届けしました!