中学生に向けて
平成22年度入学生 小笠原 真央
私は高校1年生の時は、普通の全日制の高校に通っていました。
家庭の事情で続けることが出来なくなり、定時制の高校を探しました。
その時はただ何となく大通高校を選んだのですが、今は大通高校に来て本当に良かったと思っています。
まず一人一人に合わせた生活スタイルで通えるので、学校に縛られることがありません。
全日制の高校では時間割はきっちり決まっているし、私の場合週に7時間授業が2日ありました。
土曜日には講習、夏休みや冬休みも講習、模試など盛りだくさんで、
アルバイトをしたくても時間が限られてしまいます。
ですが、大通高校には様々な事情を抱えて通っている人がいるのでそのようなことはありません。
そして何より色々な人と出会うチャンスが多いです。
私はこれが大通高校に通っていて一番素敵なことだと思います。
おじいちゃんが生徒にまざって授業を受ける、外国人も一緒に授業を受けるなんて当たり前です。
先生もたくさんいるので、そこからまた広がったりします。
自分の好きなことややりたいことを全力で支援してくれる人が必ずいます。
自分に自信がない、人と話すのが苦手、将来なんてまだわからない、
どんな人でも必ず受け入れてくれます。
私は大通高校で学べることが本当に幸せなことであると思えます。
大通高校に来たからこそ出会えた人が山ほどいます。
そしてその人たちが私の人生を変えてくれました。
もちろん全日制の高校にも良いところはたくさんあります。
どこの高校に行きたいか選ぶのは自分です。
自分で選ぶことに意味があります。
どこに通うとしても、きっと壁にぶつかることはあると思いますが、
その壁を一緒に乗り越えようとしてくれる人が大通高校には必ずいるのです。