中学生に向けて
平成22年度入学生 宮永春希
「大通高校の魅力」
大通高校の魅力はとてもたくさんある。
その制度や設備、生徒や先生など様々だ。
そのどれもが僕の中学校とは違った。
三部制で単位制という制度は中学校にはもちろん無かったし、他の高校にも無いと思う。
授業時間も45分が2時間の90分授業が基本だし、自分で授業を組むという経験も普通の高校では出来ないだろう。
授業内容も大通高校独自のものがたくさんある。
直接的な勉強、知識的なものを学ぶだけではなく、より実践的な事を学ぶ事が出来る。
これも他の高校では決して学べない事だろう。
設備にしても大通高校ならではのものは多い
職員室は壁や扉が無く、廊下とを仕切るものはカウンターくらいだ。
先生方とのコミュニケーションがしやすくなったし、職員室の中に入っても明るく開放感がある。
職員室横には進路相談スペースがあり、進路に関する調べものやキャリアカウンセラーの方と話をする事も出来る。
各階にはラウンジがあって生徒が気軽に休憩したり食事をしたり勉強したりできるのもいい。
生徒も多種多様だ。
悩みや障害、不安を抱えている人もいる。
僕自身、中学時代不登校を経験したが、今では楽しく通う事が出来ている。
まさに十人十色だ。
そんな人たちが一つの建物の中で生活し、支えあっている。
先生方も今では100人ほどおり、様々な話が聞けるため、話をしているだけでも勉強になる。
そんな魅力がたくさんある大通高校だが、僕が進路に悩んでいる中学生に一番紹介したい魅力は「人との繋がり」だ。
先ほど話したように大通高校には様々な人がいて、様々な繋がりがある。
しかし、繋がりがあるのは生徒や先生だけではない。
大通高校にはいろんな人が出入りしている。
その人達の本業は本当に様々だ。
会社の社長をしている人もいれば、福祉団体で働いている人もいる。
僕がこうして「ODORI.CC」や「大通つうしん」に関われているのもそういった人たちとの、外部の繋がりがあったからだ。
もちろんただ待っているだけでは繋がりは生まれない。
しかし自分から繋がろうとすれば生徒が先生が関係者の方々が受け入れてくれる。
その環境が大通高校の一番の魅力だと思う。
そんな大通高校の魅力をぜひ中学生の皆さんにも体験して欲しい。